数独のルールとわかりやすい解き方・難問/上級の解き方のコツ

初回公開日:2018年04月06日

更新日:2021年02月05日

記載されている内容は2018年04月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

子どもからお年寄りまでが楽しむことができる「数独」をご存知でしょうか。数独はルールが簡単なので、ちょっとしたコツを使えば初心者の人でも楽しみながら解くことができます。パズルゲームとしても脳トレとしても有能なので、たくさんコツを覚えて数独マスターになりましょう。

数独のルールとわかりやすい解き方・難問/上級の解き方のコツ

数独とは

数独は「すうどく」と読み、「数字は独身に限る」を略したものが数独という言葉の由来です。「Sudoku」の名前で、世界中で遊ばれています。「ナンバープレース(ナンプレ)」とも呼ばれています。

数独の人気の理由として、計算は不要、少しの注意力で解けるという手軽さがあります。子どもからお年寄りまで楽しむことができる数字パズルの1つです。電車の中で小さな本を片手に数独を解いている人もいます。本だけではなく、スマートフォン用の数独アプリもあり、より身近に楽しむことができるのも数独の人気の理由でしょう。

数独のルール

数独は、3×3のブロックに区切られている9×9の正方形の枠内に、1〜9までの数字を重複させずに埋めていくペンシルパズルの1つです。具体的な数独のルールはタテ列、ヨコ列、太線で囲まれた3×3のブロック (それぞれ9マスあるブロックが9つあります) のどれにも1から9までの数字が1つずつ入るようにしなければなりません。

1つでも同じ数字が、タテ、ヨコ、3×3のブロックの中に入らないように、行と列とブロックとを見ながら、空いているマスに入る数字を見極めていかなければならないゲームです。それ以外のルールはないので、それだけクリアできるようにどんどん埋めていってください。数独にはより細かな状況把握と注意力が必要になってきます。

数独のわかりやすい解き方とコツ

数独のルールは先ほどお話ししたように、タテ、ヨコ、3×3のブロックに1〜9の数字を1つずつ重複させずに入れていくことです。ルールはたった1つなので、それを忘れずに9×9の81マスをよく見て空いているマスを埋めていってください。

基本的にルールが1つというと簡単ですが、問題によっては、元々入っているはずのヒントとなる数字がとことん少なく、空いているマスだらけという難問もできてしまうのが数独の面白い部分でもあります。

解き方のコツ

基本的には、タテ、ヨコを見ながら足りない数字がなにかを考え、どの数字ならルールに反しないかを考えて埋めて行きます。

では、最初に手をつけるべき場所はどこなのでしょうか。それは、ヒントが多いところから攻めていくことです。数独は数字が元々いくつか埋まっているので、それがヒントになります。つまり、数独の基本的な解き方のコツは、元々ある数字がたくさんある行、列、ブロックをまず攻めていくことになります。

その上で、手当たり次第に思いついた数字を考えていても頭が混乱することもあるので、1から順番に考えていくという解き方をおすすめします。もちろんすぐにわかる場合もあると思うので、わかりやすいものから攻めて、できるだけ空いているマスを埋めていきましょう。1〜9までの数字を順番に見ていくことで、もれることなく1つ1つをチェックしていくことができます。

対角線理論というコツがある

数独を解く上で、対角線理論というコツがあるのをご存知でしょうか。名前は堅苦しいですが、その内容は至って普通で簡単なものです。これをマスターするだけで難しい問題にも立ち向かうことができますし、簡単な問題でもより早く解くことができるようになります。

簡単に言えば、消去法によって導きだす方法になります。ただし、このコツは少し複雑な経路をたどるので、次に詳しく具体的な例をあげて紹介します。

対角線理論の仕組み

図の問題を例に取ってみましょう。まず基本的な空いているマスに入る可能性のある数字を割り出していきます。

a列を見たときに、4が入る可能性のあるマスは、a2かa9です。 また、i列を見たときに4が入る可能性のあるマスは、i2とi9です。そうなると、a2とi9に4が入るか、a9とi2に4が入るの2パターンが考えられます。この時、2つのどちらのパターンになるにしても、a2かi2には必ず4が入るので、c2の小さな赤い数字は可能性のある候補の数字なので、c2は2に決定します。

対角線理論は覚えなくてもいいコツ

このように、対角線上の空いているマスに入る可能性のある数字がわかった時、そのほかの空いているマスから消去される数字がある、ということが対角線理論です。このように2つの数字の組み合わせしか入らないマスが対角線上に出てくるような場合には、その他のマスから候補となる数字が消えないかどうかを考えてみてください。

このコツは、仕組みを覚えておくというよりも注意力があれば見つけることができるコツなので、あまり堅苦しくとらえずにいてください。

レベル別数独の解き方のコツ

では、レベル別にコツをご紹介していきます。数独の基本のルールは変わらないので、コツをわざわざ使わずに時間をかけて解くのも楽しいでしょう。今はゲームやアプリにも数独はあって、タイムで順位を競うこともあります。

これから紹介するコツをうまく使って、より効率よく速く解くことができるように、自分に合ったコツでかまいませんので、実践して数独マスターを目指してみてください。

ただし、レベルはあくまで一般的なレベルでの分け方になっています。問題によってはこれからご紹介するコツが使えるものと使えないものとがありますのでご了承ください。どのレベルにおいても、数独は解き方や解き進める順番は自由です。

初級

数独の本などに掲載されている初級編は、大抵が最初から多くのマスに数字が入っています。タテとヨコとをよく見て、足りない数字を探していきましょう。初級編のコツとしては、数字の多く入っている行、列、ブロックから攻めて、全体的を見て一番マスに埋まっている数字から順番に考えてみることです。

また、これからご紹介する初級編のコツは数独における基本的な解き方ですので、レベルに関係なくこの解き方を使ってください。

基本的な解き方のコツ

まずは、基本的な解き方です。タテ、ヨコ、ブロックの数字を見て、当てはまる数字を空いているマスに埋めていきましょう。この問題の場合、上の3つのブロックを見たときに、両端のブロックには9がある(b3、g2)ので、真ん中のブロックの9はe1に入ることがわかります。

3方向から見るコツ

次は、3方向から見るコツです。右上のブロックを見たときに、すでにヨコとタテのブロックに1が入っているブロックがあるので、1と2の行には入らないこと、gの列にも1は入りません。つまり、右上のブロックにはi3のところに1が入ることがわかります。

消去法を使ったコツ

このような問題の場合、もともとたくさん数字が入っている6段目の行から攻めていきましょう。bとhが空いていて、まだ入っていない数字は6と7です。空いているマスを見たときに、hの列にはh2に6がすでにあるので、h6には6は入りません。つまり、h6には7が入り、そしてもう1つのb6には残りの6が入ることがわかります。

マスに入る可能性のある数字が同じ行、列にすでにある場合は、その数字は重複してしまうので入らないことがわかります。このように消去法を使ったコツはレベルに関係なく使うことができますし、使わなければ解けない問題もたくさんあります。可能性をいかに潰していけるかがコツになってきます。

中級

次にご紹介するのは、ブロックの中の数字に注目して数字を見つけるコツです。左真ん中のブロックを見てみると、すでにブロック内には3、4、7、8の数字があります。また関係するタテ、ヨコを見てみるとbの列には5、9、4の行には1、6がすでにあることから、b4のマスには残った2しか入れることができないとわかります。

このようにブロック内の数字がたくさんある場合、残りの空いているマスにどの数字が入る可能性があるかを考えてみると、消去法で導き出せる場合があります。このコツはもちろん初級でも使えますが、単純なタテ、ヨコだけの条件ではないため中級として載せました。

上級

上級編でご紹介するコツは、より一層の注意力が必要になります。まずはその仕組みを見ていきましょう。

候補の数字を見つけて他の数字の可能性を絞る1

左下のブロックを見てみましょう。空いているマスが5つある中で、数独における基本的な解き方のコツを使い可能性を考えていきます。すると、赤字で書かれたcの列には4または9が入ることがわかります。(a列にはすでに4と9があるため、a8・a9には4も9も入りません。次に、b列には9があり、9行にはi9にすでに4があるため、a9、b9には4は入りません。)

そうなると、残りの3つのマスに5、6、8のどれかの数字が入ることになります。そこでa列に注目してみるとa6にすでに6があるので、a列には6はもう入りません。つまり、a8とa9には6は入らないので、残りのb9にしか6は入ることができないことがわかります。

候補の数字を見つけて他の数字の可能性を絞る2

次は、真ん中の下のブロックを見てみましょう。8の行にすでに2と7があるので、空いている9の行の2つのマスに2か7が入ることがわかります。すると、9の行に注目すると残りの3つのマスには1、6、8のどれかが入ることになります。その3つの数字の可能性を見ていくと、a列とi列にはすでに6があるためa9とi9には6が入らないので、c9に6が入ることがわかります。

このように候補の数字が見つかると他の数字が入る可能性のあるマスが絞られ、数字が確定できる場合があります。数独の問題ではこのようなコツを使わなければ解けない、前に進めないことが多くありますので、このコツはぜひ覚えておいていただきたいです。

難問

次にご紹介するのは、ひと手間かかる複雑なコツです。なので、難問レベルの場合に使っていただきたいコツとしてお話しします。

入る可能性のある数字をメモする

数独の難しい問題はとことん進まないことがあります。そんな時にこそ使っていただきたいコツがあります。ずっとにらめっこをしていてもまっさらな状態では何もわからないので、マスに入る可能性のある数字を小さくメモしておくことをおすすめします。

現在、数独のアプリやオンラインゲームにもその機能が付いているものも多くありますので、ぜひそれを使って難問も撃破してください。このコツは、頭の中で考えるだけでは大変な難問を解く時には欠かせないものです。雑誌などの紙媒体の場合は、自分でわかるように小さくメモ書きをして、可能性の有無が一目見ただけでわかるようにしていくとよいでしょう。

候補を書き出し可能性を絞る

では、例題をご覧ください。先程お話ししたコツを使い、7行の空いているマスに候補を書き出しました。これだけではどの数字も2つ以上のマスに入る可能性があり、一見なにもわからないように思えます。

しかし、1と4に注目してみると2つともfかgの2通りの可能性になっています。ということはその2つの数字がどちらかに入るので、それ以外の数字がfかgに入ることはあり得ません。つまり、f7の候補になっている3と7、g7の候補になっている3と5は可能性がなくなったので消せます。すると、7はd7にしか入ることができなくなり、そこに7が入ることがわかります。

このように、可能性を全部書き出しても一見何もわからないように思えますが、特定の数字の可能性から他の数字の可能性が絞られることがあります。このコツは高い注意力とひらめきが必要になってきます。

数独の早解きのコツ

数独の解き方のコツは今までにご紹介した通りですが、早く解くためのコツとしては、とにかく最初は地道に解き、数独独自のパターンに慣れることです。初級から始めて上級まで解けるようになれば、その時にはすでに数独のパターンがわかってきているでしょう。

また、解き進めていくうちに、全てのブロックに入り終えてもう検討する余地のない数字が出てきます。そのような数字のことを一瞬でも考えなくていいようにするために、余白にメモをしておくと余計な時間をとられずに済みます。

他には、1〜9までの数字を順番に考えていくこと、注目するブロックを順番に考えていくことがコツとしてあげられます。効率よく考えていくための順序づけになりますので、自分が一番やりやすい方法で構いません。ルーティーンを見つけて一番スムーズに解き進められる方法を見つけてください。

数独はコツを使ってコツコツ

最後に数独を解くコツの1つとして、コツコツと可能性を潰していくことが言えます。(ダジャレのつもりはありません。)地道に空いているマスに入る可能性がある数字をあげて、周りの数字を照らし合わせて候補となる数字を絞っていくことが必要になります。より広い視野とより高い注意力が求められます。

何より数独は子どもからお年寄りまでが楽しむことのできるゲームであり、基本のルールも簡単です。ちょっとした暇つぶしや脳トレに最適なゲームと言えます。今回ご紹介したコツをうまく使って、数独をより楽しんでください。

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