ランドセル選びや購入のポイント6つ|ランドセルは長期的な視点で選ぼう!
初回公開日:2021年02月05日
更新日:2021年02月04日
記載されている内容は2021年02月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

なぜ小学生にはランドセルなの?
ランドセルの始まりは江戸時代に軍人が使っていた背嚢です。それを明治時代に子供たちが学校へ通うための通学カバンとしました。
ランドセルは昔、高級品だったため富裕層の間で利用されることが多かったようです。ランドセルが全国的に普及されるようになったのは昭和30年代以降、つまり高度経済成長期を迎えた頃になります。
また、背嚢はオランダ語で「ランセル」と呼ばれます。その「ランセル」がなまり「ランドセル」と呼ばれるようになったと言われています。
リュックサックと何が違う?
ランドセルとリュックサックの違いは、ランドセルは小学生が利用することを想定して作られていることです。そのため小学生が安全に機能的に利用できるよう、さまざまな工夫がされています。
ランドセルは6年間利用することを考えて耐久性に優れています。学校に必要な教科書や教材が納まるようになっているのも、ランドセルの特徴です。
小学生にランドセルが適している理由5つ
ランドセルは活発な小学生に適した通学カバンです。前述の通り、小学生が利用することを考えて耐久性や機能性、そして安全性を兼ね備えています。
ランドセルが小学生の通学カバンとして適している理由をさらに詳しく紹介していきます。理由は大きく分けて5つです。
1:小学生に合った機能性を備えている
小学生にランドセルが適している理由1つ目は「小学生に合った機能性を備えている」ことです。ランドセルは小学生が使うことを前提に作られています。そのため、小学生の生活に役立つようなさまざまな機能を兼ね備えています。
例えばランドセルのサイズは、教科書や、プリントなどを入れておくA4サイズのファイルが入りやすい幅です。また肩ベルトは背負いやすいように工夫されているだけでなく、背負ったときに子供への負担を減らすように工夫されています。
2:汚れや衝撃から中身を守ってくれる
小学生にランドセルが適している理由2つ目は「汚れや衝撃から中身を守ってくれる」ことです。ランドセルは雨が降っても中の教科書が雨に濡れることを防いでくれます。
そのため傘が上手くさせない低学年の子供でも安心です。また活発な小学生が利用することを考えて作られているため、教科書の型くずれも防いでくれます。
3:転んだ時に身体を守ってくれる
小学生にランドセルが適している理由3つ目は「転んだ時に身体を守ってくれる」ことです。ランドセルの厚みと耐久性は転んだとき、クッションの役目をしてくれます。
交通事故に遭ったときランドセルがクッション代わりとなって軽症で済んだといった例もあるほどです。またランドセルは背中から倒れたとき衝撃を吸収してくれるので、頭がぶつかるのを防いでくれます。
4:体への負担を軽減できる
小学生にランドセルが適している理由4つ目は「体への負担を軽減できる」ことです。ランドセルは子供への負担が少なくなるように工夫がされています。
例えば、小学生は毎日何冊もの教科書やノートを学校に持って行かなくてはいけません。その重さは1年生で約1kgです。そのためランドセルの背負いベルトには重さを感じにくくする工夫がされています。
この工夫により、ランドセルはリュックサックなどに比べて、肩ベルトが食い込むなどの負担が少なくなっています。
5:普通のカバンよりも耐久性がいい
小学生にランドセルが適している理由5つ目は「普通のカバンよりも耐久性がいい」ことです。リュックサックにも耐久性が高いものはありますが、ランドセルほどではありません。
ランドセルは活発な小学生が6年間使い続けても、壊れないようにできています。そのため使用されている素材も傷つきにくく壊れにくいものとなっています。
ランドセル選びや購入のポイント6つ
最近のランドセルは色だけでもたくさんのバリエーションがあります。そのため保護者も子供も選ぶときに迷ってしまいます。
子供の好みと保護者の好みが違うこと、予算よりも高いランドセルを子供が気に入ることもあるようです。また、子供は機能を見ずデザインのみで決めてしまう傾向があります。そのため、保護者が背負いやすさ素材などしっかり確認しましょう。
こちらではランドセル選びや購入のポイントを6つ紹介していきます。ランドセル選びのときの参考にして下さい。
1:ランドセルの機能や特徴を知る
ランドセル選びや購入のポイント1つ目は「ランドセルの機能や特徴を知る」ことです。ランドセルの機能や特徴はそれぞれ違うため、購入前にチェックしておくことをおすすめします。
作られている素材によりランドセルの重さや丈夫さは違いますし、実際に背負ってみなければ背負いやすさもわかりません。また収納力もランドセルにより違います。
2:6年間使えるデザインを選ぶ
ランドセル選びや購入のポイント2つ目は「6年間使えるデザインを選ぶ」ことです。子供の好みは成長とともに変化します。
そのため、キャラクターものや刺しゅうが多いものなど特徴のあるランドセルを選ぶ際、年齢の好みで選んでしまうと、高学年になって飽きてしまう、恥ずかしくなるなどして利用することを嫌がることがあります。
赤や茶などの定番のものを選ぶ、青などトレンドカラーを選んだ場合はシンプルなデザインのものを選ぶなど、長期的に使用できるデザインを選ぶようにしましょう。
3:汚れの目立たない色を選ぶ
ランドセル選びや購入のポイント3つ目は「汚れの目立たない色を選ぶ」ことです。ランドセルの汚れが目立つようになると、子供がランドセルの利用を嫌がる原因になることがあります。
そのため白や水色など汚れが目立つランドセルを選ぶときは、子供にそのことを伝えて確認するなど注意が必要です。
4:選ぶ前に条件を決める
ランドセル選びや購入のポイント4つ目は「選ぶ前に条件を決める」ことです。ランドセルを購入するときは予算を決めておき、予算内のランドセルを子供に選んでもらうと良いでしょう。
よって、ランドセル選びの前に、子供がどのようなデザインやカラーのランドセルを欲しいと思っているのか把握しておくことが大切です。事前にランドセルを探す条件を決めておけば、予算内に子供が希望するランドセルを選びやすくなります。
5:子供との考え方の違いを受け入れる
ランドセル選びや購入のポイント5つ目は「子供との考え方の違いを受け入れる」ことです。保護者が選ぶランドセルと子供が選ぶランドセルが必ずしも一致するとはかぎりません。
実際にランドセルを使うのは子供のため、保護者の好みと違うものであっても受け入れなければならないこともあります。
しかしあまりにも派手であったり6年間使うには不安を覚える機能の場合は、すぐに購入せずに一度売り場を離れてみる、背負わせて鏡の前に立たせるなど、子供が選んだランドセルについて親子で考慮する時間を設けるのも一つの方法です。
6:購入方法による違いを知る
ランドセル選びや購入のポイント6つ目は「購入方法による違いを知る」ことです。ランドセルの購入方法は主にインターネットで購入する方法と実店舗で購入する方法の2つがあります。
インターネットで購入するときは実店舗よりも安く買える、現行モデルを選択できる、手間がないなどといったメリットがありますが、現物を手に取ってみられないといったデメリットがあります。
また実店舗でランドセルを選ぶ場合、店舗まで足を運ばなければならない、売り切れになりやすいといったデメリットはありますが、現物を確認できる、店員と相談しながら購入できるといった点はメリットです。
ランドセルの人気カラーは?
ランドセルの人気カラーは女の子では「赤」「ピンク」「茶」、男の子では「黒」「紺」「青」です。また男女共にランドセルの淵にラインが入っているものが、トレンドとなっています。
人気カラー以外にも女の子は「紫」や「水色」、男の子は「緑」や「茶」も人気があります。そして男の子の場合「シルバー」や「ゴールド」をベースにしたランドセルを選ぶ人も多いようです。
ランドセルの価格帯は?
ランドセルの価格はさまざまです。安いもので1万円ほど、高いものだと10万円を超えます。人気の価格帯は4万円台後半以降のものとなりますが、平均的なランドセルの価格帯は4万円から6万円になります。
小学生のランドセル選びは長期的な視点で考えよう!
小学生のランドセルを選ぶときは6年間使うことを考慮することが大切です。購入時の年齢で欲しいと思うようなものではなく長期的に利用できるものにしましょう。
またランドセルの色や機能などはさまざまです。色もそのとき子供が欲しがるものではなく、6年間使うということを説明して子供と保護者が納得するものを選びましょう。
ランドセルの価格は1万円から10万円を超えるものまであります。値段で決めるのではなく機能や材質などを確認し、確かなものを購入することをおすすめします。

家庭学習におすすめの安い教材総合3選!費用を更に節約する方法とは

考える力を構成する2つの思考とは?子どもの考える力を養うための基本5つも紹介

小学生の子どもと作るロボット工作総合11選|手作りやキットで楽しもう

高校受験に失敗した子供の進路3パターン|保護者がとるべき対応とは

STEAM教育とは何? STEAM教育関連のスクール4つと教材を紹介

センター試験の服装は?制服で受けるべきとき4つ|私服の場合の注意点

ジュニアプログラミング検定ってどんな資格?受験する5つのメリット

中学生英語の勉強法を分野別に紹介|単語の5つの勉強法も解説!

英単語を覚えたい中学生に適した覚え方|要領の悪い英単語の覚え方4つ

大学受験への独学方法5つを解説!|独学で勉強するメリットとは

数学的な考え方とは?数学的な考え方を形成する要素8つと具体例を解説

高校受験で子供を浪人にしないようにする方法6選|浪人するデメリット

モンテッソーリ教育に期待される8つの効果|年齢に応じた教育内容と海外との違い

二重跳びを跳べるようになりたい!二重跳びができるようになるおすすめの7つの練習方法

子供がプログラミング的思考を養うメリット6選|育成するポイントとは?

反転授業のメリット7つ|デメリットや導入事例もあわせて紹介!

塾と家庭教師はどっちを選ぶ?それぞれに向いている子どもの特徴3つも解説

オルタナティブ教育とは?オルタナティブ教育の特徴5つとメリットを紹介

共働きで中学受験を乗り切る方法10選|共働きで中学受験に挑むメリット4つ
