中高一貫校に通うメリット10選!デメリットや選び方もあわせて紹介

初回公開日:2021年03月06日

更新日:2021年02月24日

記載されている内容は2021年03月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

本記事は中高一貫校に通うメリットとデメリットを紹介しています。進学を小学生のうちに決めなければいけないことであり、家庭方針がとても大事になります。中高一貫校は他公立中高と比べ、違った経験ができるため、受験を検討されている方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

中高一貫校に通うメリット10選!デメリットや選び方もあわせて紹介

中高一貫校とはどんな学校のこと?

中高一貫校とは中学3年間と高校3年間を接続し、トータル6年間で考えて教育をしていく学校です。中高一貫校は以前は私立の学校のみでしたが、最近は公立の中高一貫校も都心だけでなく地方でも増えてきています。

中高一貫校は6年間の一貫した教育の元で学習環境が整っているので、生徒の個性や能力をのばすことができると良い評価が集まり、注目されています。これから進学される方は選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

中高一貫校に通うメリット10選

下記では、まず中高一貫校に通うメリットを10選紹介します。中高一貫校に通うメリットとして主に、高校受験がないこと、大学進学に向け速いスピード且つ難易度の高い授業を受けられること、独自の文化を持っていることが挙げられます。

その学校によって多少の違いはあるかもしれませんが、多くの中高一貫校に共通するメリットであります。どの学校に行くかというのは子どものその後の将来に関わってくる部分でもあるので、まずは知ることから始めましょう。

1:受験をあまり意識することがない

中高一貫校は、高校受験がないため、中学3年生の時期に内申評価を気にしたりなど、受験をあまり意識することがありません。一般的な公立中学3年生は、遅くとも夏前頃から志望校を決め、またそれに向けて受験勉強に本気で取り組んでいる人もいるでしょう。

中高一貫校は、そんな受験の焦りや不安などがなく、余裕をもって日々を過ごすことができます。留学や部活動、学校以外でもバンドなど学生時代に自分の好きなことに取り組める時間があるとのはメリットであると言えるでしょう。

2:学費がかからない

一般のイメージとして中高一貫校は学費が高いと思われているようですが、中高6年間を通して考えると、学費を抑えられている面もあります。

中高一貫校は入学金が中学入学の時の1回ですみます。高校受験がないのでそのための塾に通う必要はありません。また入学したら大学受験を見据えたカリキュラムになっており、授業が充実しているので、余計な予備校や塾に通う必要もありません。

最近、増えてきている公立の中高一貫校ならば、私立の中高一貫校よりも学費が半分くらいですむところもあります。中高一貫校は、詳しく見ていくと総合的に見て学費がかからないと言えるでしょう。

3:大学進学に向けた勉強を進めやすい

中高一貫校は、高校受験がありません。高校受験がないということは、次は大学受験ということになります。

中高一貫校は、初めから大学受験を見据えた授業の内容になっています。下記でも紹介しますが、他公立中高とは違い、授業スピードが早かったり、高校3年生の代の1年間を受験勉強として設定されているところも多いようです。

そのため中学生のときから将来の大学進学に向けた勉強をしやすい環境であり、また意識も強く持つことができるでしょう。

4:親友を作りやすい

みなさんは小中高大でどの時期が1番楽しかったでしょうか。中高一貫校は、思春期とも言われる中学3年と高校3年を合わせて6年間、同じ仲間と共に過ごします。

公立中高に通う子どもたちは、3年間が終わってしまうと別々の学校へ進学したり、就職したりします。こまめに連絡を取っておかないと、卒業と同時に疎遠になってしまうこともあるでしょう。

中高一貫校は、同じ仲間と長い期間一緒にいることで、関係も深まりやすく、自然に親友と呼べる仲間を作りやすい環境にあると言えるでしょう。

5:同じくらいの学力の生徒が集まっている

公立中学は住んでいる区域によってどこの中学に進学するのか決められています。中高一貫校は、そういった縛りがなく、自分で決めた好きな学校の入試を受け、無事合格すれば、その学校への進学が可能となります。

入試の際にある程度学力のボーダーラインがあり、同じくらいの学力の生徒が集まることでしょう。

学力にばらつきが出てしまうと、授業のスピードも遅い子に合わせる費用が出てきてしまいます。そういった授業では刺激が足りないと思う方は、中高一貫校への受験をオススメいたします。

6:速いスピードで授業を進められる

中高一貫校は、中学3年間と高校3年間のまとまりではなく、6年間をひとつの区切りとしています。つまり、6年間のうちに中学と高校の範囲を勉強できれば自由なカリキュラムを組んで良いとされています。

中学範囲を2年、高校範囲を3年、残りは大学受験に向けた1年という2・3・1年制を採用している学校が多いようです。そのため、他公立中高より速いスピードで授業が進められます。

7:質の高い先生が揃っている

中高一貫校に入学した生徒は、中学入試でその学校に相応しい学力のある者が合格し入学してきます。そのため中高一貫校では、学力の高い生徒にあった難易度の授業を進められる質の高い先生が揃っています。

学校ごとに校風に合った質の高い先生の採用と育成に力を入れている中高一貫校が多いようです。

8:大学合格実績が良い中高一貫校が多い

中高一貫校に入学した生徒は、受験して合格した学力レベルの高い生徒の集まりになります。中高一貫校は6年間のカリキュラムが大学受験のために組まれており、レベルの高い授業内容となるので、大学の合格実績も良いところが多いです。

また中高一貫校は、指定校推薦の枠が充実しているので、大学合格実績をさらに押し上げていると言えるでしょう。

9:独特の文化を持っている

中高一貫校を選ぶ際は、偏差値以外にもどのような文化の中で育てたいかということも大切になります。

中高一貫校は、公立中高と比べ、独自の文化が強く出ており、それが生活態度や伝統行事の中から感じることができます。その独自の文化の中で育つと、何となくこの人はあそこの出身校だろうなと、人々へ感覚的に印象を与えるでしょう。

各学校の教育方針を参考にするのはもちろんのこと、実際に学校に行き、その独特な雰囲気を感じ、学校を選ぶと良いでしょう。

10:中学生と高校生が交流できる

中高一貫校は、同じ敷地内に中高があるところが多いようです。そのため中学生と高校生がコミュニケーションを取ることができます。中学1年生から見ると、高校3年生はとても大人に見えるでしょう。先輩と話すことはとても刺激になります。

また、高校3年生の大学受験に取り組む姿勢を日ごろから目にする機会があるため、中だるみしやすい中学3年生の時期に荒れてしまう可能性を低くすることができるでしょう。

中高一貫校に通うデメリット8選

つづいて中高一貫校に通うデメリットを8選紹介します。

中高一貫校は、中学1年から高校3年までの幅広い生徒が在籍している特殊な環境です。6年間過ごすからこそ、校風に合わないと転校せざるを得なかったり、その難易度の高い授業についていけず、落ちこぼれになってしまう可能性があります。

デメリットは、ポジティブにとらえればメリットにも変えられるでしょう。デメリットもしっかりと知ることが大事です。

1:中高一貫校への合格難易度が高い

中高一貫校に入学するには、中学受験で合格しなければいけません。また私立と公立では受験内容も違いがあり、それぞれ対策も変わってきます。中高一貫校の受験は、高倍率と高偏差値をクリアしないと合格できないので、難易度は高いと言えるでしょう。

希望の中高一貫校に合わせた塾もあるので、合格するためには十分対策を打って効率よく勉強していくことが大切になってくるでしょう。

2:校風に合わないと大変

中高一貫校は、6年間同じ学校へ通い続けることとなります。そのため校風が合わないのはデメリットでありとても大変でしょう。

例えば、「もしそこに空き缶が落ちていたらどうするのか」という問いに対して、ある学校はみんなで拾いに行く、またある学校は無視をするなど、良い悪いは別として学校によって特色に違いがはっきりと見られます。

親心としては、こういう大人になってほしいと理想像はあるでしょうが、子どもの性格に合わない校風だと、子どものやる気が低下してしまう可能性は否めないでしょう。

3:中だるみしてしまう

中高一貫校のメリットとしても挙げられる高校受験がないことですが、その余裕が中だるみを引き起こしてしまう可能性があります。しかし、中だるみをしっかりと経験させることにより、その後の精神的成長に繋がるのではとの意見もあります。

6年間の間、常に高くモチベーションを持ち続けるのは難しいでしょう。少しくらい休憩したり、遊んだりする中だるみの時期があっても、その後いかに持ち直すかというのは、親の協力体制が必要になってくる場合もあります。

4:指導要領に沿った授業が行われない

中高一貫校では、一般の中学や高校で教育指導の基準となっている学習指導要領に沿った授業は行われません。

中高一貫校の特色と利点を生かし、6年間を通じて学習指導要領の内容を網羅するカリキュラムを編成できるという、国からの特例措置が設けられています。

生徒が転校や進路変更する際には、教育の支障が生じないように当該生徒に個別の補充指導を行うなど十分な配慮を行うようにと決められていますので、それほどデメリットではないでしょう。

5:定期テストの難易度が高い

上記でメリットとして紹介しましたが、中高一貫校は他公立中高より速いスピードで授業が進められます。また大学進学に向け難易度の高い授業も行われます。

上記の内容はメリットでもありますが、定期テストの難易度は必然的に高くなってしまいます。広範囲であり、ハイレベルな問題を出される可能性があります。

一度躓いてしまうと、取り戻すのが大変になってしまうところが、デメリットであるとも受け取れるでしょう。

6:部活動で中学生がリーダーになれない

中高一貫校では6学年で一つの部活を行っており、部長は高2か高3なので、中学3年生ではリーダーになれません。

ただ人数の多い部活になると、中学の部と高校の部で分かれている場合があるので、その場合は中学生でもリーダーになれるでしょう。

7:小学校の友達と疎遠になってしまう

中高一貫校に通う多くの生徒は、バスや電車を利用し、地元から離れたところの学校へ進学します。他の公立中学へ通う子どもたちは、住んでいる区域によって進学先中学が決められているため、小学校と同じメンバーと一緒の中学へ進学するという場合が多いでしょう。

中高一貫校は、小学校の友達の卒業後に関わる機会が他の子たちよりも減ってしまうため、だんだん小学校の友達と疎遠になってしまう場合が多いようです。

8:電車やバスで通学しなければならない

公立中学校と違い、中高一貫校は、住んでいる区域の学校へ通うという縛りがありません。好きな学校へ行けるというのがメリットでもありますが、通学にあたり電車やバスを利用しなければいけないことも多いでしょう。

通学に時間がかかってしまうと、睡眠時間が削られてしまったり、通学の間に交通トラブルがないとも言い切れません。

ある私立中学では、90分以内の通学が可能なことを受験資格にあげています。それ以上通学時間が長くなりすぎるとデメリットとして学校側も受け取ってしまうため、遠すぎるところは避けたほうが良いでしょう。

中高一貫校の選び方

下記では、中高一貫校の選び方について紹介します。

中高一貫校と言っても都内ならそれなりの数の学校があり、どの学校へ進学させるべきかとても悩むところでもあります。親の気持ちと子どもの気持ちの両方が合致するような学校を選ぶことが大事になります。

そんな人生に一度の中高一貫校選びを失敗させないためにも、選び方のポイントについて勉強しましょう。

家庭の教育方針を考慮する

中高一貫校にはそれぞれ独自の校風や教育方針があり、その方針が家庭の考え方と合致しているかどうかが大事なポイントになります。

例えば、よくある傾向として、子どもの自尊心を尊重する学校と、対象に隅々まで面倒見の良い学校の2種類に大きく分けられるそうです。

子どもの性格によって、決まったルールの上だと本領を発揮できる子、自分で動いたほうが能力を発揮できる子など分かれるでしょう。また家庭での教育方針を考慮し、進学先を決めると良いでしょう。

子どもが行きたいと思う学校を優先させる

6年間も通うことになる学校のため、子どもの「ここに行きたい」という気持ちは大切にしましょう。親がなんでも勝手に決めてしまうのは、子どもの意思に反することもあります。

ただ子どもは、10歳、11歳とまだまだ自分で考えるのが未熟な年齢でもあります。そのため、親がある程度まで学校を絞り、その中から選択させるのも良いでしょう。各学校の特徴を整理し、子どもと話し合いながら、お互いに納得のいく学校を選びましょう。

中高一貫校のメリットを把握しておこう

中高一貫校に通うメリットとデメリットについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

小学校卒業後、みんなと同じ中学へ行く方が大半ですが、中高一貫校へ進学するという選択肢も存在します。ただ、メリットもあればデメリットもあるため、そこを小学生のうちに考慮し、子どもの将来をより明るいものにしていけると良いでしょう。

子どもを伸ばす教育はとても大事になります。ぜひ中高一貫校への進学を検討してみてはいかがでしょうか。

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