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ネットリテラシーの意味を子どもに説明しよう|一緒に学べる本も紹介

 

ネットリテラシーの意味を子どもに説明しよう|一緒に学べる本も紹介

目次

「まだ小さい子どもにスマートフォンを自由に使わせて、トラブルに巻き込まれないか心配」
「情報漏洩や誹謗中傷など、自分も他の人も傷つけない正しいネットの使い方を子どもに教えたい」
「そもそも、最近よく耳にするネットリテラシーの意味がよくわからない」

近年では小さな子どももスマートフォンなどでネットを使い、SNSで友人や知らない人とやりとりをしているケースも珍しくありません。

この記事ではネットリテラシーの意味をどのように子どもに説明すればよいのか、また子どもにネットリテラシーを守らせるにはどうすればいいのかを解説しています。

ぜひこの記事を参考にして、子どもがネットの使用でトラブルに巻き込まれないように、ネットリテラシーについて話し合う機会をもうけましょう。

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ネットリテラシーの意味とは?

「ネットリテラシー」とは、インターネットを上手く使いこなす知識や能力のことを言います。

「○○リテラシー」という言葉は、「○○を理解して活用する能力」という意味で使われますが、「ネット」というのはインターネットを略した言葉で、「リテラシー」とは読み書きの能力の意味です。

本記事では、インターネットが一般化した現代社会では必須ともいえる「ネットリテラシー教育」について、その重要性を紹介していきます。

 

情報発信時のネットリテラシー

一昔前は写真のアルバムはプライベートなものでした。しかし近年では、多くの人がInstagramなどに自らや他人の写真を平気で公開したり、TwitterなどのSNSを実名でおこなったりしています。

さらに、人を傷つける言葉や信ぴょう性の低い情報を発信したりすることが、誰もが簡単にできるようになってしまいました。

ネットで情報を発信するときには必ずその信ぴょう性を確認し、誰かを傷つけてしまわないか考えること、そして一度ネットに発信してしまった情報は「デジタルタトゥー」と呼ばれるように、半永久的に世界中の人が見られる状態になってしまうことに気をつけたいところでしょう。

情報を受け取るときのネットリテラシー

情報を発信するときだけでなく、SNSやネットニュースなどの情報をネットで受け取るときも、ネットリテラシーが不可欠です。

ネットに書かれていることを確かめないで全て鵜呑みにせずに、「本当にこの情報は正しいのだろうか」と考えて、情報源にあたってみることもネットリテラシーの意味のひとつに含まれるでしょう。

 

ネットリテラシー教育の現状とは

学校の教育現場では、小学校から情報活用能力を身に付けさせるための学習活動として、ネットリテラシーの教育が行われています。

しかし、子どもたちのネットリテラシーが高いとは言えないのが現状です。

これは、総務省が毎年高校1年生を対象に行う、ネット上のリスクやモラルの認知度を調べる調査「2019年度青少年のインターネット・リテラシー指標等に係る調査結果」の正答率が68.7%と、決して高いとは言えない結果であったことからも窺い知ることができるでしょう。

ネットリテラシー教育はいつから始めるべき?

内閣府の「令和元年度の青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、10歳から17歳の青少年のインターネットの利用率は93.2%です。また、0歳から満9歳の子どもでも57.2%がインターネットを利用しているというデータが出ています。

低年齢層の子どもに関しては、主に動画視聴やゲームでの使用ではありますが、3歳での利用率は50%を超えています。

このように、低年齢層の子どもでもネットを使う現状を考えると、小さな子どものうちから、少しずつネットリテラシー教育をしていく必要があると言えるでしょう。

 

ネットリテラシーの低さが招くリスク7つ

 

 

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