実家暮らしの生活費内訳とメリット/デメリット|一人暮らしとの比較

初回公開日:2017年02月27日

更新日:2021年04月26日

記載されている内容は2017年02月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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いたれりつくせりの実家暮らしとあこがれの一人暮らし。社会人になった時、一人暮らしをするか、実家で暮らすのか、どちらを選択するか迷います。それぞれのメリットとデメリットは?実家暮らしは家にお金をいれるのか?色々な角度から実家暮らしと一人暮らしを考えてみました。

実家暮らしの生活費内訳とメリット/デメリット|一人暮らしとの比較

実家暮らしは生活費があまりかからない。

実家暮らしは、一人暮らしと比較すると生活費があまりかかりません。その理由は、親・兄弟と一緒に暮らしているため、住居費・水道光熱費などの固定費がかからないためです。
実家暮らしの生活費がどんな配分になっているのか考えてみます。

実家暮らしの生活費内訳

〇社会人になったばかりの20代・月収15万円の実家暮らしの生活費の目安を考えてみました。

・住居費家に入れるお金  30,000円
・食費          19,500円
・携帯電話代         6,000円
・洋服、コスメ代     19,500円
・交際費         12,000円
・趣味・娯楽費       7,500円
・その他(習い事など)    7,500円
・保険料(医療・生命保険) 3,000円
・貯蓄          45,000円

実家暮らしの生活費の目安です。実家にも生活費をいれつつ、貯金もする内訳です。
この他に奨学金の返済があったり、通勤のために交通費がかるなど各々の事情により内訳は変わります。目安を元に自分の生活費を検討してみましょう。

家族がはらっている生活費の目安を知っておこう!

家族が払っている生活費の内訳を考えてみました。

〇家族が払っている生活費(4人家族の場合)
・電気代      10,000~15,000円
・ガス代       8,000~10,000円
・上下水道代     7,000~10,000円
・固定電話代     約3,000円
・インターネット代  約6,000円
・新聞代       約3,000円
・HNK受信料     約3,000円
・食費       50,000~80,000円
・雑費       10,000~15,000円
・住居費
 賃貸の場合    家賃・駐車場代
 持家の場合    マンションの管理料や火災保険料

家で読んでいる新聞やテレビでみているNHKの放送にも費用がかかっているため、細かくあげてみました。快適な『実家暮らし』にはいろいろな費用がかかっています。

20代社会人~一人暮らしの生活費~

実家暮らしと比較して、一人暮らしはお金がかかります。20代社会人の生活費の目安を考えてみました。

『一ヶ月の生活費』~都会暮らし 手取り15万円~

・家賃(1K)   ・・・55,000円
・水道光熱費    ・・・10,000円
・食費       ・・・35,000円
・日用品      ・・・ 5,000円
・交通費      ・・・10,000円
・交際・娯楽費   ・・・10,000円
・携帯、固定電話代 ・・・10,000円
・保険料      ・・・ 5,000円
・洋服・コスメ代 ・・・10,000円

都会暮らしでは、家賃と食費が高くなる傾向にあります。交際・娯楽費や洋服コスメ代をその分減らしています。また、貯金は努力しないと難しそうです。

『一ヶ月の生活費』~地方暮らし 手取り15万円~

・家賃(1K・6帖)・・・35,000円
・水道光熱費    ・・・10,000円
・食費       ・・・30,000円
・日用品      ・・・ 5,000円
・交通費      ・・・10,000円
・交際・娯楽費   ・・・20,000円
・携帯、固定電話代 ・・・10,000円
・保険料      ・・・ 5,000円
・洋服・コスメ代 ・・・ 15,000円
・貯金        ・・・10,000円

食費・交際費・洋服代なども使い、貯金1万円ができる生活費です。地方では住居費が安い分生活にも余裕ができます。

実家暮らしのメリットとデメリット

実家暮らしは、一人暮らしと比較すると住居費・食費・水道光熱費などの生活費が安くすみます。
そんな『実家暮らし』のメリットとデメリットは経済的なことも含めどんなことがあるのでしょうか?

実家暮らしのメリット

・経済的に余裕ができる
住居費・水道光熱費などの固定費や食費・日用品の費用などがかからないため、経済的に余裕ができます

・趣味や習い事・スキルアップや資格取得にお金がかけられる
経済的に余裕ができるため、趣味や仕事のための勉強に費用がかけられます

・家事に時間がかかりません
食事作りや片付け・掃除や洗濯や買い物などの家事を家族がやってくれる場合、家事の時間がかからず生活できます。残業が続いても家事が大変なこともなく生活ができます。また、余裕時間で趣味や仕事の勉強をすることも可能です。

・家族との暮らしは安心です
空き巣の心配や女性の場合はストーカーなど、一人暮らしは何かと不安や心配があります。一人暮らしとわからいように生活したり、戸締りや遅い時間の帰宅は特に注意が必要。しかし、実家暮らしなら不安や心配は軽減されます。

・もしもの時も安心
一人暮らしで困ったり、不安になったりするのは、病気になったり怪我をした時です。家族がいればその点は安心。看病してもらえたり、薬や食事を用意してくれたり、病院にも連れて行ってもらえます。

実家暮らしのデメリット

・一人暮らしのような自由はない
一人暮らしの場合、何時に起きても寝ても食事をしてもどんなテレビを観ても自由です。しかし、家族がいれば一緒に食事をしたり、テレビをみたり、ある程度家族にあわせた生活が必要です。

・家族に生活態度を干渉される
休日にのんびり・ごろごろしていたり、帰りが遅いと家族から干渉されることがあります。社会人になったらあまり生活のことで干渉されたくないものですが、家族は食事や洗濯のこと、体調を心配してくれているのです。

・友人や恋人を気軽に呼べない
友人や恋人を気軽に自宅に呼ぶことはできません。また、遅くまで遊んだり、泊ったりもむずかしいものです。

・家事ができない
家族にすべての家事をまかせている人は家事能力がありません。家事が人並にできないと社会人としてははずかしいものです。

・通勤が大変になることも・・・
実家暮らしの場合、通勤が便利ということはありません。転勤になって通勤が大変になる可能性もあります。住む場所を生活にあわせて選ぶことはできません。

・経済観念が身につかない
生活費のすべてを親に支払ってもらっていると経済観念がなかなか身に付きません。一ヶ月の電気代や水道代の金額、どんな食事をしたらどのぐらし食費がかかるのかなど知らないままでも生活ができてしまいます。実家暮らしの場合、30代・40代になっても生活にいくらお金がかかるか知らない人がいます。

・社会的信用がない場合がある
一人暮らしではない=独立していないと判断され、一人暮らしと比較すると社会的信用が低い場合があります。

・結婚する時に不利と言われることも・・・。
『実家暮らし=親に経済的に甘えている・家事ができない・マザコンを疑われる⇒もてない』実はこんな風にとらえられていることがあるようです。

一人暮らしのメリットとデメリット

一人暮らしのメリットとデメリットは、実家暮らしの対局にある内容になっています。

一人暮らしのメリット

・干渉する人がなく、自由
・気軽に友達や恋人を呼べて、気兼ねなく遅くまで遊べる
・友達や恋人が気軽に宿泊できる
・自分の生活に便利で必要なところに住める(居住先を自由に選べる)
・家事ができるようになる
・経済観念が身につき、生活していける自信につながる
・自立していると思われ、社会的信用につながる
・経済的に独立していると結婚では有利

一人暮らしのデメリット

・生活に干渉するひとがいないため怠惰な生活になりやすい
・お金がかかり、経済的に大変だったり貯金ができない
・家事をすべて一人でやらないとならず、家事に時間をとられる
・安全、安心して生活していくために、セキュリティに注意が必要
・病気や怪我をした時に不自由

『実家暮らし』の人は家にお金をいれてるの?

実家暮らしをしていてそのまま社会人になると、家族から『食費をいれて!』『生活費を払って』と言われ、家にお金を入れるようになります

どのぐらいの人がいれているかというと、60~70%ぐらいの人が家にお金をいれています。

出典: http://suumo.jp/journal/2015/07/24/94422/ | 約70%の人は毎月実家にお金を入れているという結果に

実家暮らしの人が家に入れる金額は?

こんな調査結果があります。

1 お金を入れていない 24.8%
2 3万円 23.2%
3 1万円 13.1%
4 5万円 12.4%
5 2万円 9.3%

出典: http://news.mynavi.jp/news/2016/07/01/216/ | 実家暮らしの人は家に月いくら入れてる?

家にいれる金額の違いは、様々理由によります。

・給与の額
・奨学金の有無
・親の経済力
・その他家庭の事情

給与の額が増えることで家にいれる金額を増加したり、ボーナスで補てんする場合もあります。

実家暮らしと一人暮らしのどちらが良いの?

実家暮らし又は一人暮らしの選択は、生活費と自立のバランスをどう考えるかにあります。一人暮らしの場合、生活できることが大前提です。また、実家暮らしだからといって自立できていないというわけではありません。実家暮らしでも経済的にも精神的にも自立し、生活能力も高めておくことは可能です。

実家暮らしをする場合は、少なくても家にお金を入れ経済的に自立し、生活力(家事能力)を身に付けていくことが社会人として必要なことです。

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