小学生が家庭学習にやる気を出すためのコツ14｜おすすめの教材についても紹介

小学生の家庭学習の重要性とは？

小学生のうちから塾に通っている子も多く、学校でわからなかったり遅れてしまったりした勉強は塾で取り戻してもらおうと考えている保護者もいるでしょう。

しかし、塾は必ずしも小学校の補習としての位置づけではなく、学校の宿題に加え塾でまで宿題を課されることも少なくありません。

小学生の学力をアップさせるためには、家庭学習による勉強の習慣づけや、弱点の克服が大切になってきます。

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小学生の家庭学習時間の目安

小学生の家庭学習時間としては、どのくらいを目安に実施すればよいのでしょう。低学年か高学年かによっても異なりますが、小学生ではあまり長い時間集中できません。

家庭学習時間は小学生本人のやる気をみながら設定します。1時間以内という家庭が多いものの、お子さんの学習意欲が落ちなければ、1時間以上を設定しても構いません。勉強癖がついていない段階では、15分くらいから始めて習慣化していきましょう。

小学生が家庭学習にやる気を出すためのコツ14

家庭学習を習慣づけようというときに、本人である小学生のやる気を引き出すために何をしていけばよいのでしょう。

小学生が家庭で勉強することを嫌がらず、むしろ率先して行うようにするためには、本人のやる気を引き出してあげることが大切です。

ここでは、小学生の家庭学習に対するやる気を引き出す14のコツを紹介します。できるところから実行してみましょう。

小学生家庭学習のコツ1：短い時間に区切って勉強する

いきなり「毎日1時間勉強しましょう」といっても、小学生には負担がかかるばかりで、前向きに家庭学習に取り組むことはできません。

家庭学習を習慣づけるためには、最初は無理のない、負担を感じない程度の時間にしておきましょう。たとえ5分でも「勉強に取り組む」「取り組めた」という実績を積み上げ、だんだん時間を伸ばしていきます。

いきなり長時間を義務づけるよりも、短い時間の勉強を積み上げていく方が長続きします。

小学生家庭学習のコツ2：毎日同じ時間に勉強するようにする

家庭学習のコツとして、毎日同じ時間に勉強するようにしましょう。毎日同じ時間に勉強することで、家庭学習が習慣として身についていきます。

時間は短くても構わないので、朝食前や夕食前、就寝前、あるいは帰宅直後など、タイミングを決め、家庭学習をしてから次の行動をします。たとえば、帰宅直後に家庭学習を済ませるまでは、遊びに出かけたりゲームをしたりできないと約束してみるのも一つの方法です。

小学生家庭学習のコツ3：子供が自分で予定を立てる

家庭学習の内容は、お子さん自身に計画を立てさせましょう。時間配分や勉強科目など、お子さんに勉強計画を立てさせて、保護者は極力口を出さないようにします。

計画を自分で立てることで、お子さんも「自分の意志で取り組んでいる」という意識を持てるようになります。やらされているという意識ではなく、自分の意志で勉強しているという自覚が持てるので、家庭学習への取組みも前向きになります。

小学生家庭学習のコツ4：ゲーム感覚で勉強する

小学生の家庭学習には、ゲーム性を持たせてあげることも長続きのコツとなります。時間を測って計算問題を解かせたり、ラジオ体操のスタンプカードのように、継続することで得られるちょっとしたご褒美を用意したりしてみましょう。

ゲーム感覚で楽しんで取り組むうちに、家庭学習が習慣化され、年齢が進むにつれてゲーム性がなくても習慣として家庭学習に取り組めるようになっていきます。

小学生家庭学習のコツ5：シールを活用する

小学生の家庭学習では、目標を達成した時に与えるシールも効果を発揮します。目標となる点数をとった時に与える「目標達成」のご褒美としてでも、継続したことを証明するために毎日与える方式でも構いません。

お子さんとしても自分が家庭学習に取り組んだことの証としてシールをもらうことで、モチベーション維持につなげられ、自分の努力を目で確認することにもなります。