薄口しょうゆの代用とは?濃い口しょうゆの使い方や白だしの注意点を紹介 薄口しょうゆの代用とは?濃い口しょうゆの使い方や白だしの注意点を紹介 - chokomana
ホーム >

薄口しょうゆの代用とは?濃い口しょうゆの使い方や白だしの注意点を紹介

 

薄口しょうゆの代用とは?濃い口しょうゆの使い方や白だしの注意点を紹介

皆さんは、家庭で使っているしょうゆの種類をご存知でしょうか。普段料理をする人であれば知っているでしょうが、料理をしない人であれば、食卓の上のしょうゆのことも気にしなことも多いでしょう。

 

しょうゆは、日本の食文化にはなくてならない調味料のひとつです。日本全国にいろいろなしょうゆがあり、地域独特の食文化とともに歴史を重ね、そのしょうゆでないと作れない郷土料理も多くあります。

 

本記事では、たくさんあるしょうゆの種類をはじめ、その製法や味、色などの特徴について紹介しています。

 

また、しょうゆの中でもポピュラーな薄口しょうゆ、濃口しょうゆについては、さらに詳しく取り上げているため、参考にしてください。

 

本記事でしょうゆに詳しくなれば、食事中も「これは何のしょうゆを使っているのかな」など、しょうゆに興味がわいてくるでしょう。

 

▼この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます。

 

薄口しょうゆを何かで代用できる?

薄口しょうゆとはどんなものかご存知でしょうか。日本には数種類のしょうゆがありますが、主流は、濃口しょうゆと薄口しょうゆの2つです。

 

この2つの大きな違いは「色」ですが、濃口は透明感のある明るい赤橙色で、薄口は濃口の色を薄めたような淡い色をしているという特徴があります。以下で、さらに違いを見て行きましょう。

 

まず、濃口しょうゆは国内の生産量の約8割以上を占め、全国的に親しまれています。用途は、調理、卓上用両方に向いています。

 

一方の薄口しょうゆは、国内生産量の約1割強と生産量は低く、用途は主に調理用となっているため、卓上で使うことは少ないでしょう。

 

この2種類のしょうゆは料理によって使い分けますが、関東関西など、文化や土地によってもメインとなるしょうゆが異なります。

 

本記事では、薄口しょうゆを切らしてしまったときに代用できるものについて見て行きます。

 

薄口しょうゆの代わりに使えるのは濃口しょうゆだけ

日本で作られているしょうゆにはたくさんの種類がありますが、その中で薄口しょうゆの代用ができるのは、濃口しょうゆだけです。

 

その理由は、しょうゆの製造工程や素材、しょうゆを構成する内容や味の特徴などが関係していると言われています。以下で詳しく見て行きましょう。

薄口しょうゆと濃口しょうゆの塩分の違い

ここでは、薄口しょうゆと濃口しょうゆの塩分の違いに着目してみましょう。100gの薄口しょうゆに含まれる塩分(ナトリウム)は6300mg、炭水化物が5.8g、そしてタンパク質が5.7gです。

 

一方、100gの濃口しょうゆに含まれる塩分(ナトリウム)は5700mg、炭水化物が7.9g、そしてタンパク質が7.7gです。

 

この数値から、薄口しょうゆの方が塩分は高いと言えます。

 

出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)|文部科学省
参照:https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=17_17007_7

 

薄口しょうゆを濃口しょうゆで代用する場合の量の比率

薄口しょうゆを濃口しょうゆで代用する場合、ポイントになるのは味でしょう。味にはうまみや甘み、塩分などが関係します。ここでは、先に取り上げた塩分(ナトリウム)の量に着目してみましょう。

 

薄口しょうゆの100gあたりに含まれる塩分6300g、同じ量の濃口しょうゆに含まれる塩分は5700mgとなっているため、6300÷5700で約1.1になります。つまり、含まれる塩分の比率は、薄口しょうゆ1.1に対して濃口しょうゆ1となります。

 

 

関連記事一覧

関連記事一覧へ