片付けができない子供への対処法10選|原因や心理なども紹介!

初回公開日:2021年02月05日

更新日:2021年08月05日

記載されている内容は2021年02月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

子育て中の保護者の中には、子供の片付けに関する悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。この記事では、子供が片付けをしない原因や心理とともに、片付けさせるための対処法を紹介します。子供を片付られる子にしたいという方は、ぜひ参考にしてください。

片付けができない子供への対処法10選|原因や心理なども紹介!

片付けられない子供に対する保護者の悩み

部屋でおもちゃを出しっぱなし、学習机の上が散らかっている、ランドセルの中が整理されずにごちゃごちゃになっているなど、なかなか片付けられない子供に対して悩んでしまう保護者は多くいます。

しかし、片付けられないのは子供のせいではなく、保護者が原因の場合もあります。

子供が片付けができない原因7つ

片付けできない子供になってしまう場合には、何らかの要因があります。たとえば、楽しい遊びを中断したくないという心理や、そもそも片付けを理解していない、保護者が片付けをできていないなどの理由や、発達障害などの原因が存在している可能性もあるでしょう。

このとき、「お片付けできない子」と決めつけてしまうのではなく、子供が片付けられない理由を理解することで、効果的な対処法を考えることができます。

以下で、片付けができない子供になる原因を7つピックアップして見ていきましょう。

1:そもそも保護者自体が片付け・整理できていない

子供が片付けられないことに悩む保護者は多くいます。しかし、保護者も片付けや整理ができていないことが原因の場合もあります。

子供は保護者が思っている以上に保護者のことをよく見ているので、保護者が片付けや整理ができていなければ、子供に片付けるように言っても説得力がありません。

身の回りを綺麗にしている人でも、細かい部分まで片付けや整理できていないとその様子を子供が見ている場合もあるので注意しましょう。

2:複雑な収納ルールを強制している

子供はどこに、何を、どのように整理して片付ければ綺麗に片付けられるか判断できません。そのため、保護者は子供に片付け方を教えてあげる必要があります。

しかし、片付け方を教える際に、綺麗に片付けるにはどのように物を分けて整理し、どこに片付ければ見栄えが良くなるかなど、複雑すぎる収納ルールを教えても子供はそれを理解して実行することはできません。

そのため、片付け方を教えてもらっても、子供はうまく片付けられない状態になります。いくら頑張ってもうまく片付かないことで、子供は片付けが嫌いになってしまうでしょう。

また、頑張って片付けたにもかかわらず、教えた通りにできていないと怒られることで片付けが嫌いになってしまうこともあります。

3:事情や思いつきで子供に片付けるように怒っている

片付けは大人でもできない人がいます。そのため、片付けとは難しいものだということを認識しましょう。難しいことを子供に伝えるためには、しっかりと目的や手順、方法や伝え方などを整理して、わかりやすく伝えてあげる必要があります。

もし、その難しい片付けを保護者が思いついたタイミングで教えたり、気になった片付け方を部分的に注意して手順などを教えてしまうと、子供は自分でその教えられた情報を整理できず、正しい片付け方を学べなかったり、誤った片付け方を覚えてしまう可能性があります。

また、片付けができていないときに、怒ったり怒らなかったりなどしていると、子供は怒られるタイミングや怒り方に一貫性が感じられず、どのような片付け方が正しいのか理解することができません。

そのため、片付けは思いつきで行うのでなく、教え方やタイミングを考えてあげるようにしましょう。

4:保護者が使っているものを子供が遊ぶ場所に置いている

家の中には子供がいつも遊んでいる場所や、自分の物を片付けておくためのスペースがあります。

子供の使っているスペースに、広くて置きやすいから、後ですぐ使うからなどの理由で大人の物を置くと、子供は物やスペースは自由に使って良いものと学んでしまう可能性があります。

保護者が子供のスペースに物を置いているのに、自分は大人のスペースに物を置くと片付けなさいと怒られることに対して、なぜ自分だけが怒られるのか理解できず、片付けが嫌いになってしまうでしょう。

5:そもそも片付けということを分かっていない

片付けができない子供は、そもそも片付けということを理解していない場合もあります。

保護者がいくら片付けるように伝えたところで、「片付け」ということが何をどうすることであるのか理解していなければ、片付けることは難しいでしょう。

何をすればいいのか理解できずに困っている最中に、保護者から注意されてしまうと片付けに対して嫌なイメージを抱いてしまう可能性もあります。

そのため、まずは片付けが何をどうすることなのか、具体的に伝えてあげる必要があります。

6:楽しい時間を終わらせたくないから

遊びという楽しい時間を終わらせたくないという心理が、片付けができない原因になっている可能性もあります。

片付けという行為が楽しい時間の終わりを告げるものとして認識されてしまうと、子供は片付けを嫌いなものとして捉えてしまうでしょう。

なぜなら子供は多くの場合、現在起こっている楽しい出来事に夢中になり、「後で」や、「また明日」ということが想像しにくいからです。

そのため、楽しい時間である遊びを中断する片付けという行為に良いイメージを持たなくなってしまいます。

7:生活の中で別のストレスがある

片付けができない子になってしまう原因の1つに、ストレスがあります。

子供が幼稚園や保育園などの生活や保護者との関係、友達との関わりの中でストレスを感じている場合、片付けに意識を向けられないこともあります。

この場合、生活の中でのストレスが原因で片付けをするという心理状態にならないため、ストレスを抱える原因を解決してあげることが大切です。

片付けができない子供に片付けさせる10の方法

片付けできない子になる原因を理解できれば、その対処法を考えることができます。

片付けを一緒に行なって、方法をしっかりと教えてあげたり、ご飯の時間や子供が観るテレビ番組の開始時間など、片付けをする時間を決めてあげたりすることもその1つです。

その他にも、片付けそのものを楽しい時間だと認識してもらえるように工夫したり、簡単に片付けができる環境を作ってあげたりする方法もあります。

ここでは、上記のような片付けができない子供に片付けさせる10の方法について紹介します。

1:片付けさせるタイミングを決める

子供に片付けるタイミングを任せることや、保護者が気づいたときに片付けるよう注意することでは、片付ける習慣が身につきません。

ご飯の前やお風呂の前、寝る前など、片付ける時間を決めてあげましょう。片付けのタイミングを決めてあげることで、いつ片付けなければいけないか子供が判断できるようになり、片付けを習慣化できます。

2:片付けられる環境を一緒に作ってあげる

片付けを子供に丸投げすると、綺麗に整理整頓できない可能性があります。そのため、何をどこに片付けるのか収納場所を決めてあげましょう。

ただし、収納場所を決める際、子供が理解できないような複雑なルールにならないよう注意しましょう。また、収納場所は大人だけで決めるのではなく、子供と一緒に決めるようにしましょう。

3:子供の片付けのやり方を尊重する

複雑なルールを教えても、子供はその通りに片付けられません。そのため、片付けは子供ができる範囲で任せることも重要です。

しかし、教えた通りに片付けられなくて怒ったり、理解できないような複雑なルールを強要したりすると、子供は片付けが嫌いになるので注意が必要です。

4:引っ掛けるだけにする

片付けができない子供に片付けさせるためには、簡単にできるような工夫が必要です。

工夫の1つとして、ポールハンガーやハンガーラック、フックを使う方法があります。

ツリー状のポールハンガーや壁に取り付けたフックを使うことで、簡単に片付けができる仕組みを用意できます。

幼稚園や保育園、学校などで使う帽子やかばん、上着のような毎日使うものは引っ掛けるだけ、というルールを作ることで、脱ぎっぱなし、置きっぱなしを解消できます。

5:出来たらたくさんほめてあげる

子供がきちんと片付けられた際に、保護者がほめてあげることも子供に片付けをさせる方法です。

「片付けをしなさい」「片付けができていない」など、怒られることが多いと、子供は片付けを「保護者に怒られる行為」と認識してしまい、嫌いになってしまうこともあります。

片付けから遠ざかってしまわないように、片付けをし始めたときや片付けをしている最中、きちんと片付けができた後など、保護者が子供をたくさんほめてあげることが必要です。

片付けをすることでたくさんほめてもらえるということがわかれば、子供が率先して片付けをする可能性が高くなるでしょう。

6:蓋なしのおもちゃ箱を用意する

片付けができない子供に片付けをさせるためには、片付けに必要な動作を少なくすることが効果的です。

箱の蓋を開けなくてもいいように、蓋なしのおもちゃ箱を用意するのも1つの方法です。蓋を開けるという動作がなくなることで、子供が片付けの際に感じる面倒さを除くことができます。

片付けに対する心理的な抵抗を少なくしてあげられれば、子供が持つ片付けに対するイメージを変えられる可能性があります。

7:まず楽しく片付けるお手本を見せる

子供が片付けられない原因に、片付けの仕方がわからない、楽しい時間を終わらせたくないというものがありました。

そのような場合、保護者が楽しく片付ける様子を見せてあげることで、片付けられない子供が持つ、片付けに対するイメージを変えられる可能性があります。

なぜなら、子供は保護者の行動を見ていて、保護者のすることを真似したがる傾向にあるからです。

また、片付けの様子を子供に見せてあげる際には、子供が同じことをしやすいように、具体的に何をどこにしまうのか言葉にして伝えてあげるといいでしょう。

8:遊びの延長としてゲーム感覚にしてみる

「片付け」という行為を「遊びを終わらせてしまうもの」と捉えている子供には、片付けが遊びの1つであると認識させると良いでしょう。

保護者とどちらが早くおもちゃを片付けられるか競争したり、時間制限を設けたりして、片付けをゲームにしてしまいます。

子供がゲーム感覚で片付けをすることを覚えることができれば、遊びを終わらせるという考えも変わります。

9:言い方を変えてみる

片付けを促す際に、保護者が子供にかける言葉を変えることで、子供に片付けてもらえる可能性があります。

保護者から「片付けなさい」「早くしなさい」などと言われた場合、楽しく遊んでいる子供は、どうして保護者が怒っているか理解できないことが多いです。

片付けをしてくれないと保護者が困ってしまうということを具体的に伝えた上で、「助けてほしい」「手伝ってほしい」ということを子供に伝えましょう。そうすることで、保護者のために片付けようという心理が働きます。

10:お手伝いの分担として役割にする

片付けを、「家事の1つ」として子供に担当してもらうことで片付けさせるという方法もあります。

風呂や部屋の掃除、ゴミ出しや洗濯などの家事の1つとして、片付けを家族の中での子供の役割にしてしまいます。

役割にすることで、片付けをすることが保護者の手伝いをすることになると認識させます。そうすることで、片付けに対する興味を持ってもらえる可能性があります。

片付けができない子供に対して丁寧に教える必要がある理由

子供に片付けを教えることは、保護者のストレスを軽減させるだけではなく、子供が社会で生活する上で重要なことを学ぶことにもつながります。

「片付け」とは、自分で使用したものを元の場所に戻して、ものの紛失を防いだり生活する空間を整頓したりすることです。

これは自分のことを自分でやるという姿勢や決められたルールを守ることの必要性、整理整頓が作業効率を高めることを知る機会になります。

片付けを通じて規則や規律を学んでいく

社会の中で生きるためには、多くのことを自分で行わなければなりません。その中には生活環境を整えたり、やるべきことを時間ごとに行ったりすることも含まれます。

また、社会生活では他人との関わりを避けることはできません。その際に大事になるのが、ルールなどの決まりごとを守ることです。

片付けをすることで、これら社会生活に必要な規則や規律を学ぶことができます。

決められた場所にものを戻すことは「生活の場を整理すること」と「決まりごとを学ぶこと」につながり、遊びを終える際に片付けるという習慣では、「時間を意識して行動すること」の必要性を認識できます。

無秩序な環境に居続けると出てくる影響

片付けをしないということは、ものが散らかった状態の中で生活することです。このような無秩序な環境で生活することは、心理的な悪影響を及ぼす場合があります。

人間は秩序を好む傾向があるため、整理整頓されていない無秩序な環境で生活することで集中力や自制心を低下させ、ストレスになる可能性があります。

子供に片付け方法を正しく教えよう

いくら注意しても子供が片付けてくれず、悩んでしまう保護者は多くいます。しかし、子供が片付けられない原因は保護者が正しく対処できていない場合もあります。子供が片付けられるように、正しく対処しながら片付けを教えましょう。

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