子どもに自転車の乗り方を教えるポイント9つ|練習の際の留意点もご紹介

初回公開日:2021年05月08日

更新日:2021年05月08日

記載されている内容は2021年05月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

自転車は非常に身近な乗り物で、ほとんどの大人が自転車に乗ることができます。しかし、子どもにその乗り方を教えるのは意外に難しいものです。この記事では、子どもに自転車の乗り方を教える際のポイントや、自転車の練習をする際の留意点などを紹介します。

子どもに自転車の乗り方を教えるポイント9つ|練習の際の留意点もご紹介

子どもに自転車の乗り方を教えるのは難しい!

一度自転車に乗れるようになると、どうして子どもが乗れないのか理解できなかったり、自分がどのように乗れるようになったか思い出せなかったりする大人も多いでしょう。正しい教え方が分からず困ることや、イライラしてしまうこともあります。

自分の曖昧な記憶を頼りに誤った方法で教えると、時間がかかって親子共々疲弊してしまうことになります。なるべくスムーズに自転車の乗り方を教えられるノウハウを学んでいきましょう。

子どもに自転車の乗り方を教えるポイント9つ

子どもに自転車の乗り方を教えるには、いくつかのポイントがあります。正しい手順で教えなければ、乗れるまでに時間がかかるだけでなく、子どもを危険にさらすことにもなりかねません。

まずは、自転車に乗る練習をする前に、自転車の調整を行う必要があります。子どもがサドルにまたがった際、親指の付け根が地面に着く程度が最適な状態です。さらに、ハンドルに緩みがないかをチェックしましょう。

1:大人がお手本を見せる

子どもを自転車に乗せる前に、大人が自転車の扱い方を説明しながら、乗り方の見本を見せましょう。

まず、自転車の左側に立ってスタンドを外し、サドルにまたがって体を支えます。次に、一度ブレーキを握って離し、地面を蹴って前進し、ブレーキをかけます。さらに、足を持ち上げて、バランスをとれるようになったら、ペダルを踏んで自転車をこぎます。

最後に自転車から降りてスタンドを立てます。自転車が倒れたときの起こし方も教えておくと良いでしょう。

2:まずは蹴って進む練習から始める

それでは、実際に子どもが自転車に乗る番です。まずは、ペダルを外した自転車を使って、足で地面を蹴って前進する練習から始めます。もともとペダルがついていないランニングバイクで練習しても良いでしょう。

自転車に乗るのにもっとも重要なのは、バランス感覚です。ペダルのない自転車を前へ進めることで、バランス感覚を身につけることができます。

3:足を地面から離してUターンをする練習をする

地面を蹴ってスムーズに進めるようになったら、足を自転車のフレームに乗せてみましょう。足を地面から離してタイヤだけで進めるようになれば、体がバランス感覚を覚えたと言っても良いでしょう。

次に、ハンドルをきって方向転換の練習に移ります。ここでは、さらにバランス感覚が必要になります。ハンドルを急にきると、体は直進しようとするため、バランスをとれずに転ぶことがあります。そのため、Uターンの練習は重要です。

方向転換するときは、曲がりたい方向へ視線を移して体の向きを変えると、自然に自転車も傾き進行方向が変わります。

4:常に前を見るようにする

Uターンができるようになったら、ペダルをつけてみましょう。ペダルを踏んでこぐようになると、どうしても視線が足元に行きがちになります。また、漕ぎ出しがふらついて最初は苦労することもあります。

目線は常に前方へ向けるように、声がけしましょう。

5:ブレーキをしっかり握る練習をする

ペダルをつけてこげるようになると、スピードがつくこともあります。ここで、確実にブレーキをかけられるようにしておく必要があります。ブレーキは、ブレーキレバーを人差し指と中指で握れる程度の位置に調整しておかなければいけません。

たとえスピードが出ても自分で止めることができるという安心感があれば、自転車への不安や恐怖心が軽減できます。

6:大人が両方のハンドルを握ってペダルを漕ぐ練習をする

ここまでの過程で、すんなりと自転車に乗れる子どももいますが、とても苦戦してしまうケースもあります。特に、漕ぎ出しでふらついたり、恐怖心が強くて前に進めなかったりする子もいます。

大人は子どもの自転車のそばに寄り添い、すぐにサポートできる態勢でいましょう。子どもがペダルを漕ぐ練習をしている自転車に並走して、転びそうになったらハンドルとサドルをつかみます。自転車がふらつくときは、サドルの後ろを持って安定させましょう。

7:休憩をはさみながら練習する

自転車に乗れるようになるまで、数日かかる場合も決して珍しくありません。大人も必死で乗り方を教えているうちに時間を忘れてしまいがちですが、決して無理はさせず、休憩をはさみながら前向きな気持ちで練習させましょう。

子どもは大人と比べて体力もなく、集中できる時間も短いことを忘れないようにしましょう。特に、暑い季節は熱中症にも注意が必要です。

8:できるようにならなくても適度な時間で切り上げる

自転車の練習をしている間、子どもは緊張で体がこわばっていて、普段の力が出せない場合があります。疲れれば疲れるほど、できていたことができなくなることもあります。子どもが疲れていると感じたら、適度な時間で切り上げましょう。

後日、新たな気持ちで取り組んだら、すぐに乗れるようになることもあります。自転車に対してネガティブな感情を持たせないようにすることも大切なことです。

9:子どもが少しでもできたらその都度褒める

最初にお手本を見せながら一通り説明したら、大人はあまり介入しないようにしましょう。転びそうになったりうまく乗れない時間が続いたりすると、大人は思わず口を出したくなります。しかし、自転車の乗り方は説明で会得するものではなく、感覚で覚えるものです。

しかも、子どもは転びそうになったら自分でバランスをとり直そうとしたり、うまく乗れなかったら自分なりにより良い方法を試したりします。少しでも上達が見られたときは、その都度褒め、根気強く見守りましょう。

自転車を練習する際に留意すること5つ

子どもが自転車の乗り方を学ぶ際は、危険を伴うことも考えられるため、できるだけ安全性を考慮したものを身につけさせるなど、大人が注意できる点があります。子どもの安全を第一に考えて、自転車の練習をさせましょう。

1:練習場所を確保する

自転車の乗り方を子どもに教える前に、まず練習場所を確保する必要があります。適しているのは、家の庭、公園や広場、グラウンドなど、安全で適度に広い場所です。

ただし、公園でも自転車の練習を禁止している場合もあります。自転車の練習場所が確保された交通公園などでは、子どもがのびのびと自転車の乗り方や交通ルールについて学べます。

なお、子どもが1人で安定して乗れるようになるまで、車が通る公道を走らせるのはやめましょう。

2:ヘルメットを着用する

子どもが自転車に乗る際は、必ずヘルメットを正しく着用させましょう。ヘルメットは転倒したときや、人や物にぶつかった時などに頭を守る重要なアイテムです。

特に、13歳未満の子どもは自転車に乗る際、および大人の自転車に同乗する際、ヘルメットの着用が義務づけられています。

出典:道路交通法|e-GOV
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105

3:長袖・長ズボンを着用する

子どもが自転車の練習をする際は、長袖・長ズボンを着用させましょう。転倒した際、擦り傷を防ぐことができるため、暑い時期でも薄手の長袖・長ズボンのほうが望ましいでしょう。

なお、夏場はたくさん汗をかくことが予想されるため、吸湿性・速乾性に優れた長袖のシャツなどをおすすめします。

4:ひざあて・ひじあてもあるとよい

ヘルメットや服装以外にも、できれば膝あてや肘あて、手袋なども着用するとより良いでしょう。まず、怪我から身を守るために最善の準備をしておくことが重要です。

そこまで必要ないのでは、と思いがちですが、子どもの安全を最優先に考えれば、やりすぎるということはありません。

5:自転車の交通ルールを教える

自転車の乗り方を教える際は、交通ルールも教えましょう。大人が理解している交通上の規則を子どもは知らない可能性が高く、それが危険につながることもあります。

例えば、自転車は車道を通行するのが基本で車道の左側を走ること、自転車が通行可能な歩道では歩行者を優先することなどです。大人がしっかりと理解し、分かりやすい言葉で伝えましょう。

子どもに正しい自転車の乗り方を教えよう

自転車は一度コツを掴めば恐怖心もなくなり、子どもでも長い距離を移動することができます。とても身近な乗り物でありながら、子どもに1から自転車の乗り方を教えるのは難しいことです。また、最近では練習をする場所を見つけるのも難しいのが現状です。

正しい手順で、子どもの気持ちや体力を考慮しながら、一歩引いて見守るつもりで導いていきましょう。

RELATED
二十節気「処暑」とはどんな季節?処暑に聞こえる虫たちの音楽会をご紹介
子育て
2021年07月15日

二十節気「処暑」とはどんな季節?処暑に聞こえる虫たちの音楽会をご紹介

二十節気「立秋」とは?イベントや時期の美味しい食べ物についてご紹介
子育て
2021年07月15日

二十節気「立秋」とは?イベントや時期の美味しい食べ物についてご紹介

勉強に集中しやすい子供部屋のポイント7つ|レイアウトについても解説
子育て
2021年07月09日

勉強に集中しやすい子供部屋のポイント7つ|レイアウトについても解説

学習机の適切な大きさを考えるポイント9つ|おすすめの素材も紹介
子育て
2021年07月09日

学習机の適切な大きさを考えるポイント9つ|おすすめの素材も紹介

授業参観コーデはオフィスカジュアルがおすすめ!季節別のコーディネート24選
子育て
2021年07月09日

授業参観コーデはオフィスカジュアルがおすすめ!季節別のコーディネート24選

絵に描かれたモノや色使いから見る子供の心理総合23選|注意することなども解説
子育て
2021年07月09日

絵に描かれたモノや色使いから見る子供の心理総合23選|注意することなども解説

デザイン重視でランドセルを選ぶメリットとデメリット|人気の工房8選
子育て
2021年07月09日

デザイン重視でランドセルを選ぶメリットとデメリット|人気の工房8選

小学生が習い事をしてないのはどうなの?メリットとデメリットもあわせて紹介
子育て
2021年07月09日

小学生が習い事をしてないのはどうなの?メリットとデメリットもあわせて紹介

いい子症候群になるのは何が原因?特徴や症候群にしない子育て法について解説!
子育て
2021年07月09日

いい子症候群になるのは何が原因?特徴や症候群にしない子育て法について解説!

子供でもできるドリッピングとは?筆やストローなど用意するものややり方を解説
子育て
2021年07月09日

子供でもできるドリッピングとは?筆やストローなど用意するものややり方を解説

中間反抗期は成長している証拠!特徴や対処法について詳しく解説
子育て
2021年07月09日

中間反抗期は成長している証拠!特徴や対処法について詳しく解説

甘やかしてしまう事のデメリットとは?甘えさせる事のメリットについて解説
子育て
2021年07月13日

甘やかしてしまう事のデメリットとは?甘えさせる事のメリットについて解説

子供が使うタブレットに制限をかける方法とは?iOSとAndroid両者で解説
子育て
2021年07月09日

子供が使うタブレットに制限をかける方法とは?iOSとAndroid両者で解説

子供の記憶力を高める4つの方法|記憶効率の良い勉強のコツも紹介
子育て
2021年07月09日

子供の記憶力を高める4つの方法|記憶効率の良い勉強のコツも紹介

ワーキングメモリを鍛える遊び5つ|鍛えるためのポイントも紹介
子育て
2021年07月09日

ワーキングメモリを鍛える遊び5つ|鍛えるためのポイントも紹介

フィンランドと日本の教育はどう違う?特徴や違いについて詳しく解説!
子育て
2021年07月09日

フィンランドと日本の教育はどう違う?特徴や違いについて詳しく解説!

AIを教育に活用するメリット3つ|子供向けのプログラムや学習ツール7選も紹介
子育て
2021年07月09日

AIを教育に活用するメリット3つ|子供向けのプログラムや学習ツール7選も紹介

短時間でたくさん読める「飛ばし読み」とは?5つのコツと読み飛ばして良い部分
子育て
2021年07月09日

短時間でたくさん読める「飛ばし読み」とは?5つのコツと読み飛ばして良い部分

自由研究キットを選ぶポイントとは?学年別におすすめもあわせて紹介
子育て
2021年07月09日

自由研究キットを選ぶポイントとは?学年別におすすめもあわせて紹介

小学一年生にプレゼントでおすすめの絵本19選|名作シリーズなど様々な本を紹介
子育て
2021年07月09日

小学一年生にプレゼントでおすすめの絵本19選|名作シリーズなど様々な本を紹介