「あやとび」を練習するときのコツ12選|子供に教えるときのポイント

初回公開日:2021年04月03日

更新日:2021年08月04日

記載されている内容は2021年04月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

縄跳びのやり方を教えるのは難しいといわれています。特にあやとびは難易度が高く、できないお子さんも多いのではないでしょうか。この記事ではあやとびの特徴や難しい理由、練習のコツなどをまとめました。あやとびが苦手なお子さんがいる保護者の方はぜひ読んでみてください。

「あやとび」を練習するときのコツ12選|子供に教えるときのポイント

「あやとび」の特徴について

あやとびは、前跳びと交差跳びを、1回ずつ交互に行う跳び方です。腕と体の協調運動を鍛えられるというメリットがあります。前跳びの際に、縄が頭上にあるタイミングで腕をクロスし、交差跳びへ移行するのがコツです。

腕の使い方が重要な跳び方で、クロスするときは、肘が深く合わせるようにすると上手に跳べます。まずは前跳びの中に1回だけクロスして跳んでみて、慣れてきたら交互に行うとよいでしょう。

「あやとび」が子供にとって難しい理由3つ

あやとびは、複雑な動作を同時に行うため、子供には難しい運動です。

小学校で配布される縄跳びカードにも入っている技のひとつで、交差跳びに比べると簡単なように思われがちですが、あやとびが難関となる子供は意外に多いといわれています。

まずは、あやとびが難しい理由から学んでいきましょう。

1:集中力が続かない

大人の集中力が続く時間は、一般的に90分といわれますが、子供は短い時間しか集中力が持続しません。

小学校低学年では10~15分、高学年でも30分が目安とされています。たとえば、小学校の1授業時間は通常45分ですが、1コマの授業を10分~15分で区切った短時間学習を実践する動きも出ています。

2:反復運動は楽しさを見つけにくい

子供はさまざまな遊びによって、身体活動を経験していきます。小学校低学年の学習指導要領でも、「体つくりの運動遊び」が提唱されています。

幅広い遊びを経験したい子供たちにとって、縄跳びは比較的単調な反復運動であり、楽しさを見出しにくく、飽きないように大人が何らかの工夫してあげることも必要です。

3:複数の動きを同時にするのが難しい

幼児では、段階的に運動能力がアップしていき、5歳頃から走りながら跳ぶなど複数の動きができるようになります。しかし幼児~小学校低学年のうちはまだまだ成長段階です。

子供は普段、ジャンプするときは手を振り上げますが、縄跳びの場合は縄を回すために手を振り下げながらのジャンプとなり、より複雑な動きになります。それらを同時に行う難しさがあり、コツが必要となります。

「あやとび」を練習するときのコツ12選

縄跳びの中でも難しいといわれるあやとびを子供にマスターさせるには、多角的に成功するためのコツをおさえて指導する必要があります。

複雑なあやとびを練習する際に、縄跳びの基本的なコツも合わせて教えていくことで、レベルの高い他の技にも応用できるでしょう。

1:交差をするときに正しい位置になっているか

あやとびを成功させるのに重要なのは、腕をクロスする位置を意識することです。

腕のクロスが浅すぎると、縄の中が狭くなりうまく縄を回せません。逆に深すぎたりクロスした腕が身体から離れすぎたりすると、縄が地面から浮きすぎて跳べなくなってしまいます。

正しい位置はへその前で、深さは肘あたりまでクロスさせると跳びやすくなります。慣れないうちは思い切りクロスさせてみましょう。このとき、へそから腕が浮いていないかチェックしてください。

2:八の字を書くようにしてみる

片方の手でグリップをまとめて持ち、八の字を描くように腕を回しながら、左右の腕に縄を回す動きを覚えさせます。

片手八の字回しの練習で、クロスのタイミングや、縄が地面につくタイミングを掴みやすくなるでしょう。じっくり片腕ずつ動きを覚えることで、両腕の動きがシンクロしやすくなります。

3:タイミングを意識する

ジャンプのタイミングが難しいようであれば、子供と一緒にゆっくりなタイミングで一緒にジャンプしてあげるとコツを掴みやすくなります。

1本の縄跳びに子供と一緒に入って、大人の方が回してあげて一緒にジャンプ・縄跳びしてあげるのも効果的でしょう。そのときは、ジャンプのタイミングがわかりやすいように、子供に大人の服や体の一部を掴ませながら行うとよいでしょう。

縄が体に当たったりするなどの怪我には充分気を付けてください。

4:着地に気を付ける

着地したときに、つま先だけが地面についた状態になっているか注意しましょう。

あやとびに限らず、縄跳びは連続運動のため、次のジャンプがしやすい体勢を保ち続ける必要があります。かかとまで地面につけてしまうと、次のジャンプがスムーズにできません。

かかとをつけるのは動きを確認する時や、ゆっくりとしたジャンプのタイミングの練習のときのみにしましょう。

5:子供に合った縄跳びを選ぶ

子供には軽い縄の方が跳びやすいと思われがちですが、縄を回す実感がより得られやすい、ある程度重みのあるものを選ぶのが上達への近道です。

幼稚園や保育園で指定されることの多い紐・布タイプは、ロープ遊びからの導入である初めての縄跳びには適していますが、軽すぎるため縄のコントロールは難しくなります。

複雑な縄跳びの技を上達させるにはビニール製がよいでしょう。また、紐にビーズが数珠のように通してあるビーズロープタイプも人気が出ています。

6:縄の長さを調節する

縄を両足で踏んで、脇を締めながらグリップを持ち上げたとき、肘の角度が90°になるように長さを調整する事がポイントです。そのときの手の高さは胸あたりの位置になります。

小さいお子さんの場合は、長さを実際に見ながら調整してあげるか、調整のやり方を教えてあげましょう。持ち手部分で簡単に長さ調整できる縄跳びを選ぶようにしましょう。

7:正しい持ち方をする

子供は強くグリップを持ってしまいがちです。握る手に力を入れすぎると、スムーズに縄が回しにくくなります。リモコン持ちという親指を立ててグリップを握るテクニックで縄が回しやすくなります。

リモコン持ちによってロープへの力の伝わり方がスムーズになります。強く握りすぎる必要はありませんが、指全体がグリップに接していることがポイントです。

8:リズム良くジャンプする

あやとびに挑戦する際に、うまくタイミングが取れないお子さんもいます。3回前跳びを行ってから交差跳びを挟み、そのままあやとびに入る方法がおすすめです。

縄に勢いがないうちにあやとびをするのは難しいため、前跳び3回でリズムと勢いを作ります。「1・2・3・ハイ!」と声をかけて、「ハイ!」のタイミングで交差跳びを挟むようにすると、リズムを掴みやすくなるでしょう。

9:バランスをとる練習をする

ジャンプ中は身体が宙に浮いている状態のため、身体のバランス感覚が重要になってきます。

左右の足でどれだけ片足立ちができるかという練習をすれば、バランス感覚と体幹が鍛えられ、縄跳びにも活用できるでしょう。

片足のまま何秒立てるか、友達と手をつないで片足のまま座ったり立ったりする運動ができるかなど、ゲーム形式で取り入れていくのもおすすめです。

10:片手で縄を回す練習をする

縄跳びを半分に折り、利き手で縄跳びのグリップを両方持って、回す練習をするのも効果的でしょう。最初のうちは腕全体で回し、慣れてきたら手首を柔らかく使って回す練習をするといいでしょう。

さらに慣れてきたら、反対の手でも練習してみたり、縄が地面に着くタイミングで軽く跳ぶ練習も行ってみましょう。片手ずつ練習すれば、左右どちらが苦手かわかるようになります。片足で立ったまま片手で回してみるなども、より効果的な練習になるでしょう。

11:大きく・ゆっくり・優しく回す

縄を回すタイミングとジャンプをしっかり合わせていくことが重要です。まずは大きくゆっくりと縄を回し、1回ずつ跳ぶ練習をしていきましょう。床・地面に縄を叩きつけないように優しく回すのもポイントです。

連続で跳べるようになるまでは、振り下ろした縄をジャンプする際に、腕を動かさないようにジャンプして縄跳びの動きを覚えるのが上達のコツです。子供がうまくジャンプできていない場合は、縄を押さえるなど固定してあげましょう。

12:縄跳びの重さを調整する

縄跳びが軽すぎて回している実感が得られない場合に有効です。具体的には、ヒモにトイレットペーパーやラップの芯などを通して固定し、重さを調整する方法があります。

芯などが大きすぎる場合は、縄が地面に当たる中央の部分を、大きめに丸く縛るだけでも効果があります。子供にとっては、遠心力が付いて縄を回しやすくなり、目印となってうまく跳べるようになる効果もあるでしょう。

「あやとび」を子供に教えるときの3つのコツ

あやとびには教え方のコツがあります。保護者が教える場合は、子供から見てわかりやすい教え方をするのが重要です。

子供のやる気を引き出すための、効果的な教え方を3つ挙げていきましょう。

1:見本を見せてあげる

言葉での説明だけでなく、見本を見せてあげると子供の理解は早くなります。

特に腕をクロスする位置や、クロスしているときの縄の回し方など、あやとびのコツや注意点を見本として見せてあげると、自分の動きでもそこに意識が向きやすくなるでしょう。

速く動きすぎると注意点がどこなのかわからなくなるため、見本を見せるときはゆっくりと動くのがポイントです。

2:鏡を見せながら練習させてみる

可能であれば、大きな鏡のある場所での練習がおすすめです。子供自身が動きや姿勢のチェックができるため、上達しやすくなるでしょう。

練習中に改善するポイントが見つかったら、実際に鏡で姿勢を見るよう声をかけてあげると子供も目視しやすく、より効果的です。

3:焦らせないようにする

あやとびは複雑な動きを同時に行うため、子供も焦ってうまく跳べないパターンが多い傾向にあります。ゆっくりと身体に基本の動きを覚えさせ、徐々に動きを組み合わせるように指導しましょう。

気持ちばかりが焦ると、基本の動きやジャンプのタイミングがおろそかになってしまいます。慌てず、ひとつひとつの動きを丁寧にやるように声をかけ、保護者もゆとりを持って接しましょう。

あやとびのコツを掴もう

縄跳びは小学校の体育の項目に含まれてはいますが、「縄跳びは簡単」という思い込みからか、そのやり方を細かく指導できる教師は数少ないといわれています。

縄跳びの難関であるあやとびがうまくできるようになれば、身体を思い通りに動かせる喜びにつながり、運動への意欲も継続しやすくなるでしょう。

ぜひ、この記事を参考にして、お子さんとコミュニケーションを取りながら、あやとびを教えてみてください。

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