子供に読書習慣をつけるには?8つのメリットと保護者の役割を紹介!

初回公開日:2021年05月08日

更新日:2021年05月08日

記載されている内容は2021年05月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

子供に読書習慣をつけるには、保護者が一緒に本屋に行ったり読書をしたりして、読書の楽しさを体験させることが大切です。今回は、子供に読書習慣をつけさせる方法や身につけることで得られる8つのメリットや保護の役割について紹介していきます。

子供に読書習慣をつけるには?8つのメリットと保護者の役割を紹介!

子供の読書習慣を阻む4つの理由とは?

読書は、手軽で効果的に知的能力を上げることができるなどの、さまざまなメリットを持っています。

子供に読書習慣をつけたいと願う保護者は多いですが、子供が飽きてしまったり集中力が続かなかったりすることから難しいと悩んでいる方が多いのではないでしょうか。ここからは、子供の読書習慣を阻む4つの理由について紹介していきます。

1:読書より楽しいことが多い

読書習慣がない子供は、スムーズに文章を読むことができず本を読むことの楽しさを知りません。そのため、読書よりも外遊びやゲーム、テレビを見ることの方が読書よりも楽しいと感じ、読書から遠ざかってしまいます。

このような場合は、子供に読書の楽しさを経験させることが重要です。子供に読書の楽しさを経験させると、外遊びやゲーム、テレビなどと同じように読書も楽しいものだと理解できるようになり、読書習慣が身につきます。

2:本に長く向き合えない

小学校高学年くらいになると、クラブや習い事、宿題などの忙しさに追われて本に長く向き合う時間が無くなり、読書をしなくなる傾向があります。

読書に多くの時間を取ることが難しい場合には、通学前や夜寝る前などのちょっとした時間に好きな本を読ませるようにしましょう。少しの時間でも、継続すれば読書習慣が身につきます。スマホやタブレットを使って読書習慣を身につけるのも良いでしょう。

3:何を読めばいいのかわからない

読書習慣のない子供は、そもそも何を読めば良いのかが分からないことが多いです。まずは、子供が興味を持てる本を選ぶようにしましょう。

最初は、簡単に読み終えることができる短いものがおすすめです。動物好きの子供なら動物が出てくる本、怖い話が好きなら怖い話の本、好きなキャラクターの本を選ぶようにしてください。面白そうだと感じた本を選んで読むことで、読書の楽しさを経験し読書習慣が身につきます。

迷った時には、インターネットの口コミや書店のベストセラーコーナーを参考におすすめされているものを選ぶと良いでしょう。

4:文字を読むことが苦痛

文字を読むことを苦痛に感じ、読書習慣が身につかない子供も多いです。

読書習慣のない子供が、長い時間読書を続けるのは難しいです。最初は1日5分~10分といった短時間から始めてみるのも良いでしょう。また、必ずしも最後まで読む必要はないため、面白くないと思えば途中で読むのをやめても構いません。

面白くない本を最後まで読ませると、読書自体を面白くないと思って読書習慣が身につかなくなってしまいます。面白いと思える本を最後まで読む方が、読書習慣が身につきやすいです。

子供に読書習慣をつける8つのメリットとは?

一般的に、本をたくさん読んだ方がいいと言われていますが、子供に読書習慣をつけることにはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここからは、子供に読書習慣をつける8つのメリットについて紹介していきます。

1:物知りになる

本にはさまざまな知識がちりばめられているため、読むことで新しい知識を吸収して物知りになることができます。

本を読むことで、知りたいことや興味があっても実際には経験できないことを学ぶことができます。本を読むと、今まで知らなかったことを新たに知ることができるため、世界を広げることができるでしょう。

2:空想力が豊かになる

読書をすることで、空想力が豊かになるというメリットがあります。

人は、現実世界で起こるすべてのことを体験することはできません。しかし、本を読むことによってその出来事を想像のなかで体験し、その時の状況や気持などを想像することができます。

また、読書は文字で表現された世界を読むことで、本の中の世界を空想して頭の中にその風景を思い浮かべるだけでなく登場人物などの心境などにも思いを馳せることも可能です。そうすることで、子供の発想力が豊かになります。

3:読み取る力がつく

読書は、文章を読みながら、その場面を思い浮かべて登場人物の気持ちを考えます。そのため、読書習慣を身につけると、感情移入が得意になり、読み取る力がつきます。

さまざまな作者が書くタイプの違う本を読むようにすると、語彙力を身につけて読み取る力を向上させることが可能です。

4:文章が上手になる

読書で良い文章をたくさん読むと、自然と語彙力が身につき、文章が上手になります。

例えば、読書で代名詞などの使い方に慣れると、書かれている文章の内容を的確に理解して、頭の中にリアルに思い描けるようになります。文章の構成や接続詞や助詞の使い方などの文法も、読書を習慣的に取り入れると自然に身につけられるでしょう。

豊富な語彙力がつけば、さまざまな表現や言い回しが可能となり、論理的な文章を書くコツも身につくため、分かりやすい文章を書くことができるようになります。

5:多くの言葉を覚える

読書習慣を身につけることで、多くの言葉を覚えることができます。読書をする子としない子では、語彙力の差が大きいです。

本を読んでいると、たくさんの言葉が出てきます。読みやすい本は簡単な言葉で書かれていることが多いですが、難しい言葉がたくさん使われている本でも前後の流れから言葉の意味を読み取ることができるでしょう。

意味の分からない言葉が出てきた時に自分で調べたり、誰かに聞いたりすることで、どんどん語彙力が身につきます。

6:話し上手になる

読書習慣を身につけると、話し上手になります。

小説などの本の中には、登場人物がどのように考え、どんな言葉で伝えるかが書かれているため、たくさん本を読むと、自分の考えや思いを伝える時に最適な表現で相手に伝えられるようになり、会話のキャッチボールが上達します。

話し上手になることで、さまざまな場面で役立つコミュニケーション能力を高めることが可能です。

7:新しいものへの興味がわく

読書習慣が身につくと、新しいものへの興味がわくというメリットがあります。

読書でさまざまなジャンルの本を読むと、新しい分野に触れることで、新しい自分に出会うことができるかもしれません。今までは興味がなかった新しいものへの興味がわき、自分の世界がどんどん広がっていくでしょう。

8:集中できるようになる

読書習慣が身につくと、集中できるようになるというメリットがあります。本を読む時には、文字を追う必要があるため、テレビを見ることに比べて集中力が必要です。

子供は、落ち着きがなく、1つのことを集中して長く続けることが難しいです。読書の習慣がない小学生は、集中力がなく勉強が苦手となる傾向が見られます。一方、読書の習慣がある小学生は、集中力があるため、学力が高くなることが多いです。

子供が読書習慣を身につけると、集中力が身につき、脳にも良い影響を与えるでしょう。

子供に読書習慣をつけさせる7つの保護者の役割とは?

子供に読書習慣をつけるためには、まず読み聞かせから始めたり、本の置き場所を工夫したり、子供と一緒に読書を楽しむなど、保護者が積極的に子供に関ったり、工夫したりする必要があります。

ここでは、子供に読書習慣をつけるための保護者の7つの役割について紹介していきます。

1:保護者の読み聞かせから始める

子供に本を好きになってもらうためには、まずは、保護者の読み聞かせから始めましょう。子供は、自分で読むのが難しい本でも、保護者が読んであげることで受け入れることができます。

まずは、子供に本を楽しいと思わせることが大切です。保護者が読み聞かせをし、子供と内容について話し合ったり感想を言い合ったりして、親子で本を読む楽しい時間を共有しましょう。

楽しいと感じることができれば、子供が大きくなって読み聞かせをしなくなっても自分で本を読む習慣が身につくでしょう。

2:生活の中で目につくように本の置き場を工夫する

本を、生活の中で目に付くような場所に置くのもポイントです。常に目に付く場所に本があれば、手に取って見てみようと思う可能性が高くなります。

小さな子供の場合、一日で過ごす時間の多いリビングに本を置くのも良いでしょう。テレビを見ようとしたときにふと視界に本が入り、保護者が家事に手を取られている間に何をしようか考えている時、本が目に付く場所に置いてあれば手に取る機会が増えます。

また、家の色々な場所に本棚を置くのも良いでしょう。リビングだけでなく、寝室や子供部屋などのさまざまな場所に本棚を置くことで、本が子供の目に入る機会が増え、読んでみようかなという気持ちになる可能性が高まります。

3:保護者と一緒の読書時間をつくる

保護者が子供と一緒の読書時間を作ることで、子供のお手本となることが大切です。保護者が読書を楽しんでいる姿を子供に見せることで、子供も読書に興味を持ち、一緒に読書を楽しむようになります。

保護者と一緒の読書時間をつくることで、子供に読書時間には読書をするのが当たり前という習慣が身につくようになります。

4:漫画やコミックも許容する

本を読むのが苦手な子供や、読書習慣がない子供には、本人が面白いと思えるもの、読みたいものを読ませることが重要です。

そのため、漫画やコミック、漫画ベースの本などでも許容して読ませてあげると良いでしょう。絵本から児童書への移行期などには、かいけつゾロリなどのコミックベースの本が読みやすくておすすめです。

5:スマホやタブレットを敵視しない

スマホやタブレットが好きな子供は、タブレットやスマホなどのスクリーンに接する機会が多いことが読書をしない原因かもしれません。そういった場合には、スマホやタブレットを敵視するのではなく、味方につけて電子書籍などを与えてみるのも良いでしょう。

そこから読書習慣が身につくきっかけになることもあり得ます。

6:子供と一緒に本屋にいく

子供が本に興味を持つようにするためには、子供と一緒に本屋に行くことがおすすめです。保護者と一緒に本屋へ行く機会が増えると、保護者が本に興味を持っていることが子供にも伝わり、本に興味を持つきっかけとなります。

そのため、できるだけ保護者が子供と一緒に本屋などの本に囲まれた場所へ行く時間を増やすようにしましょう。

7:保護者自身も読書をする

子供に読書習慣をつけるには、保護者が読書している姿を子供に見せることも大切です。本を読みなさいと子供に言うよりも、保護者が読書をしている姿を見せる方が説得力があります。

保護者自身も読書をして、今どんな本を読んでいるのかなど子供と話す時間を作るだけでも、子供が本に興味を持つきっかけになるでしょう。

子供の読書習慣を妨げる保護者の行為とは?

子供に読書習慣を付けたいと思うあまりしている行動が、実は子供の読書習慣を身につける妨げとなっている場合があります。ここからは、子供の読書習慣を妨げる保護者の行為について紹介していきます。

読書を強要する

読書を強要すると、逆効果となり、子供が本嫌いになってしまう可能性があります。保護者が何気なく言った「本を読みなさい」という言葉でも、子供にとっては本を読むことを強要されていると感じてしまう可能性も否定できません。

強制されると、読書を楽しいと感じることができずに辛いと感じるようになり、読書が嫌いになってしまう恐れがあります。

読書習慣は、無理やり読ませようとしても、身につきません。言葉で強制するのではなく、子供と一緒に図書館や本屋に出かけ、子供が興味を持ちそうな本を一緒に見つけてあげることから始めてみましょう。

子供が読む本を保護者が決める

子供が読む本を、保護者が決めるのは、良くありません。保護者が子供に読ませたい本を与えると、子供は本を読む楽しさより強要されている気分のほうが強くなってしまいます。

読書をする時には、子供の好きな本や興味のある本を自由に選ばせてあげましょう。好きな本を読ませて、本を読むことの楽しさを子供に感じさせることが大切です。

子供の読書習慣は保護者が一緒につくりあげよう

子供に、ただ「本を読むことは良いことだから、本を読みなさい」と勧めても、読書習慣は身につきません。

保護者が子供と一緒に本屋へ行って本を探したり、子供が本に親しみやすい環境を整えたり、一緒に読書する時間を設けたりすることで、子供に読書の楽しさを感じさせることができます。こうして読書の楽しさを子供に経験させて初めて、子供の読書習慣は身についていくのです。

今回紹介した読書習慣を付けさせる保護者の役割や読書習慣を妨げる行為などを参考に、保護者が子供の読書習慣を一緒に作りあげるようにしましょう。

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