いじめによる不登校の現状とは?不登校になってしまった時の6つの対処法

初回公開日:2021年04月03日

更新日:2021年03月31日

記載されている内容は2021年04月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

子供がいじめで不登校となった場合、保護者は子供の1番の理解者となり、正しい対処をしてあげないといけません。しかし、いじめや不登校について正しい知識を持っていないと不登校になった子供のことを理解してあげることはできません。

いじめによる不登校の現状とは?不登校になってしまった時の6つの対処法

いじめによる不登校の現状とは

学校でのいじめは教育現場において早く改善すべき問題です。しかし、現状としては小学校、中学校、高校、特別支援学校におけるいじめの件数は年間で54万件ほども発生しています。

また、いじめだけが原因ではありませんが小学校と中学校では不登校の生徒数は16人万人以上、高校での不登校の生徒数は5万人以上もいると言われています。これらの数字はあくまでも認知件数のため、把握しきれていない数字もあります。さらに、この数字は年々増加しています。

これは、いじめや不登校は国や学校に任せるだけでは解決できない問題ということなので、子供のためにも保護者がいじめや不登校に対して、正しい知識を持ち、正しい対処ができるようにしておかなければなりません。

出典:平成 30 年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について|文部科学省
参照:https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/10/25/1412082-30.pdf

いじめに発展するきっかけとは?

いじめに発展するきっかけはいろいろとあります。複数のことが絡み合っていじめへと発展してしまいます。そのため、いじめのきっかけを事前に把握することは難しいことも多いです。しかし、学校はいじめが発展しやすい環境であることは確かです。

学校では勉強や規則、人間関係などで子供がストレスを溜めやすい環境となっています。そのため、そのストレスを発散するために自分よりも弱い立場のものを攻撃してしまうことがあります。また、学校では子供たちだけで過ごす時間が多く、大人の目が行き届きません。

学校はいじめが起こりやすい環境なので、必ずいじめへの対策をしておくことが求められます。

何故子供のいじめは保護者の耳に入らない理由

いじめは防止することが望ましいです。もし、いじめが起こってしまった場合には、早期に発見して、早くに解決してあげなければなりません。しかし、いじめはその事実が保護者の耳にかなり遅れて入ってくるということが多いです。これにもいくつかの理由があります。

その理由には、いじめは大人の目の届かないところで行われるので発見が遅れたり、いじめが酷くなることを恐れて子供が助けを求められなかったり、子供からのSOSサインを大人が見落とすことなどがあります。

また、学校がいじめを発見しても、対処をしなかったり、事実を隠したり、認めなかったりなどすることがあります。このような場合は最悪の結末を迎えてしまい、よくニュースで取り上げられるという悲しい実情もあります。

いじめで不登校になってしまった時の6つの対処法

国や学校もいろいろといじめや不登校への対策はしているものの、その認知件数は増加していることが現状です。そのため、これらの問題を解決するには国や学校に任せるのではなく、子供の理解者である保護者が正しく対処する必要があります。

もし、対処方法を間違ってしまうと、子供をさらに追い詰めてしまうこともあるので、必ず保護者は正しい知識を持っておくようにしましょう。

1:学校以外に居場所を作ってあげる

不登校になると、家で過ごす時間が長くなります。もし、その家で子供が居心地の悪さを感じてしまうと、自分の居場所がないと感じてしまうことになります。

そのため、子供が家で居心地の悪さを感じないように、家が自分の居場所であることを実感できるようにしてあげましょう。また、家でなくても子供が自分の居場所と感じる場所を作ってあげるようにしましょう。

2:転校を視野に入れる

いじめが原因の場合、学校には行きたいが、その学校に行きたくないという子供もいます。そのような場合は転校させることを検討しましょう。学校はたくさんあるので、子供が行きたくないと思っている学校にわざわざ登校させる必要はありません。

3:子供がやりたい事をさせる

不登校になると、子供はネガティブな感情が強くなってしまうことがあります。ネガティブになってしまうと、学校に行けないだけでなく、他のことにも後ろ向きとなってしまいます。

そのため、子供にやりたいことがあれば、それをさせてあげるようにしましょう。何か行動を起こしたり、やりたいことをしたりして小さな成功体験を積み重ねることで、子供は自信を持つことができ、ネガティブになることを防ぐことができます。

4:無理に学校に行かせない

不登校になった子供は学校に行けなくなった理由があります。その理由を解決せず、無理に子供を学校に行かせるようなことをしてしまうと、子供にとって大きな負担となってしまいます。場合によっては、さらに心の傷を大きくしてしまうことになります。

そのようなことを避けるためにも、不登校になった子供を無理に学校へ行かせてはいけません。

5:学習面は通信教育を視野に入れる

本来、学校は勉強をする場所です。しかし、今では学校でなくても勉強をする環境はいくらでも整えられます。そのため、通信教育やフリースクール、塾など、子供が学習できる環境を用意してあげましょう。

6:家族で子供の味方でいてあげる

不登校になった子供には、家族が子供の一番の理解者となってあげなければいけません。もし、家族が子供のことを理解してあげないと、子供は居場所をなくしてしまいます。そのため、家族は何があっても子供の味方でいるようにしましょう。

いじめ問題を解決に向かわせる時に保護者が気を付けるべき事4つ

いじめや不登校の認知件数は増加しています。そのため、これらの問題は国や学校などに頼らず、子供の一番の理解者である保護者が解決していくことが望ましいです。

ただし、不登校となった子供は非常に繊細な状態となっているので、接し方に注意をしなければ、子供の心の傷を保護者が深くしてしまう可能性もあります。そのようなことを避けるためにも、保護者は子供と接する際にいくつか気をつけるべき点があります。

1:現代のいじめについて理解する

いじめと言えば、加害者が被害者に対して無視や暴力などを行うイメージがよく持たれます。これらのいじめは教師が現場を見つけることでいじめが発覚することもあります。

しかし、今のいじめはネット上で行われることもあり、誰かがその現場を見つけるということが困難な場合があります。

そのため、教室では何事もないように見えて、ネットを通して誹謗中傷されたり、ネット上で無視をされたりなどして、悩んでいる子供が増えています。

また、ネットを通すと加害者が増え、場合によってはクラス全体でいじめを行うなどの状況に陥ってしまうこともあります。

このようなネットいじめについては国や学校では理解が追いついていない部分が多く、暴力のように直接的な被害が出ないことから軽視されてしまうこともあるので注意しましょう。

2:話し合いの場で保護者が感情的にならないようにする

不登校になった子供にとって、再び学校に通えるようになることが一番良い結果と思い込んでしまう保護者は多いです。そのため、子供を無理に学校へ行かせようとしたり、子供から無理に不登校になった理由と聞き出そうとしてしまったりなどする保護者もいます。

しかし、いじめや不登校の問題はすぐに解決できるようなものではありません。そのため、なかなか子供が学校へ行かないことや、理由を話してくれない状況に焦って、子供に感情的となってしまわないように注意しましょう。

保護者が感情的になると、子供は理解者と居場所を失ってしまいます。不登校になった子供は繊細になっているので、必ず子供のペースに合わせてあげる必要があります。

3:いじめの深刻さを把握・理解する

そんなことで悩まなくても良い、嫌なことは嫌と言えば良いなどと、いじめを軽視してしまう保護者もいます。しかし、それはいじめへの理解不足であり、子供を見放すことと同じです。

いじめは子供の心に大きな傷を作り、将来に大きな影響を与えてしまいます。もし、保護者にいじめへの理解がなければ、その影響はさらに大きなものとなります。場合によっては最悪の状況となってしまう可能性もあります。

そのため、子供の将来のためにも、まずは保護者がいじめの深刻さを把握しなければいけません。

4:やり返し行為などいじめを悪化させる言葉をかけない

保護者は子供に強くなってもらいたいからと、「やられたらやり返せ」などとアドバイスをしてはいけません。

もし、子供がいじめのやり返しをしてしまうと、相手からさらに強いやり返しを受けてしまい、事態が悪化してしまう可能性があります。また、子供も加害者となってしまうことで、周囲からどちらも悪いと判断されるようになってしまう可能性もあります。

そのため、いじめはやり返し以外の方法で解決しなければなりません。

いじめで不登校になってしまった時は子供に寄り添う事から始めよう

子供がいじめで不登校になってしまった場合、保護者は子供の1番の理解者となってあげる必要があります。子供の理解者となるためには、いじめや不登校などについて理解をしておく必要もあります。

そのため、子供に寄り添うためにも、いじめや不登校について正しい知識を持っておきましょう。

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