子供が謝らないときの心理とは?対処法6つや保護者ができることを紹介!

初回公開日:2021年05月08日

更新日:2021年05月08日

記載されている内容は2021年05月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ちゃんと謝れる子供に育ってほしい。そう願っている方は多いのではないでしょうか。子供が謝らないときには、何か理由があります。その理由を突き止めて寄り添ってあげましょう。この記事では子供が謝らないときの心理や対処法、保護者ができることについてご紹介します。

子供が謝らないときの心理とは?対処法6つや保護者ができることを紹介!

子供が謝らないときに考えられる心理4つ

「子供が悪いことをしたのに謝らない、謝らせるにはどうしたらいいんだろう」と悩んだことはありませんか。子供の心理状態を理解することで解決方法が見えてきます。ここでは子供が謝らないときの心理を4つご紹介します。

1:悪いことをしたと感じていない

子供はことの良し悪しを深く考えずに感情のままに動いてしまうことがあります。悪いことをしたという自覚がなければ、なぜ謝らなくてはならないのか理解ができません。

子供が謝らない時はまず「悪いことをした」という認識があるのかどうかを確認する必要があります。もし、その認識がないままに怒られてしまうと、怖くてどうしていいかわからず、余計に謝れなくなってしまいます。

2:納得できていない

子供が謝らないときに考えられる心理として、「納得できていない」ということがあります。例えば友達を叩いてしまった場合、一部の状況しか見ていない保護者は思わず「謝りなさい」と怒ってしまうことがあるでしょう。

実は先に叩いたのは友達の方だった、という状況であれば謝りなさいと言われても納得ができません。友達も悪い、自分も嫌な思いをしたという気持ちが勝ってしまい、謝れなくなってしまいます。

3:プライドを守りたい

素直に謝れない子供は、悪いことがわかっているけどプライドが許さないという心理状況があります。自分の非を認めるとダメな子供だと思われてしまう、そういった気持ちから謝るという行為を避けているのでしょう。

失敗してしまったことにショックを受け、悪いことだと理解していても意地を張って謝れなくなります。

4:理由を聞いてもらえない

子供が謝れない時には子供なりの理由があります。悪いことをしてしまった背景を理解してもらえず、頭ごなしに謝りなさいと怒られると素直になれません。一番の味方である保護者に理由も聞いてもらえず怒られてしまうと、大切にされていないと感じてしまいます。

子供が謝らないときの対処法6つ

子供が謝らないときは、理由を聞いてもらえなかったり、悪いことをしたと思っていなかったりといった心理があることをご紹介しました。では、子供の心理がわかった上で、どういう行動を起こせばよいのでしょうか。

ここからは子供が謝らない時の対処法を6つご紹介します。

1:起こった出来事について確認する

自分だけが悪いわけじゃない、と思っている子供は素直に謝れません。喧嘩などがあった場合、子供たちの間で何が起こったのか事実関係を確認しましょう。

例えば兄弟げんかがあったとします。弟が泣いていたら、何も確認せず上の子を怒ってしまうことはありませんか。もしかしたら、先に悪いことをしたのは弟の方かもしれません。

相手を泣かせてしまったから謝るのではなく、なぜ相手がイヤな思いをしたのか理解したうえで謝らせることが重要です。

2:子供の気持ちを整理する

起こった事実を確認したうえで、子供がどう感じているのかを聞いてあげましょう。子供の心中にある感情を吐き出させることで、気持ちが整理できます。

納得できない気持ち、なぜそのような行動をとってしまったのかを聞き出します。行動の裏にどんな心理があったのかを受け止めてあげることで、自分が悪かったのだと心の整理がつきます。

3:子供を肯定することを心がける

子供は自分の非を認めて謝ることで「悪い子だと思われるかもしれない」という心理がはたらきます。そうならないために、謝らないことを怒るのではなく、子供を肯定することを心がけましょう。子供の言い分を聞き、共感することが効果的です。

友達と喧嘩したときには「ゲームを取られて悲しかったよね」と共感の言葉をかけます。食器を落としてしまったときには「お皿が割れてびっくりしたよね」とまずは子供の心をいたわってあげましょう。

そのうえで「次はこうしようね」と正しい行動を教えます。すると子供は、次は気をつけようと学ぶのです。

4:理由を聞いて思いを受け止める

どうして悪いことをしたのか、子供の言い分を聞いて思いを受け止めましょう。気持ちを理解してもらえなければ、素直に謝れないことがあります。お友達を叩いてしまった場合、気持ちをうまく伝えられなくて手が出てしまった、ということもあるでしょう。

なぜ伝えられなかったのか、どうやったらうまく伝えられるのか、一緒に考え子供の行動を促します。共感してあげることで子供は安心して、謝ろうという気持ちが生まれます。

5:なぜ謝る必要があるのか意味を伝える

悪いことをしたという自覚がなく謝らない子供には、自分の行動で友達を悲しませてしまったこと、悪いことしたことを認識させることが大切です。「お友達はどう思ってるかな」「自分が悪かったとこはどこかな」と何が悪くて、なぜ謝る必要があるのかを説明します。

友達との喧嘩の場合一方だけが100%悪いとは限りません。自分がどんな悪いことをしたのか、どの程度なのかを判断し、子供に考えさせましょう。自分だけが悪いわけじゃないことをわかってくれたことで素直に反省し謝ることができます。

6:謝らない子供に対して怒らない

子供が謝らない時の対処法で一番気をつけたいのが、謝らない子供に対して怒らないということです。わけもわからず怒られたら子供は心理的に追い込まれてしまいます。感情的に怒りをぶつけると、「怒られた、怖い」という感情だけが頭に残ります。その結果せっかく伝えても内容を理解できません。

また、謝らないことで怒りすぎると、とりあえず自分が悪いと思っていなくても「ごめんなさい」と言ってしまう謝り癖がついてしまいます。

子供が謝らないときに保護者ができること3つ

子供の気持ちを聞き出し、心を整理させたら実際に謝るという段階に移りましょう。それでも子供にとって自分の非を認めて謝るのは勇気がいることです。

しっかり保護者がサポートして、謝れるようにしてあげましょう。ここからは子供が謝らない時に保護者ができることを3つご紹介します。

1:子供と一緒に謝ってみる

子供が謝らないなら、保護者が一緒に相手の子に謝りに行きましょう。子供の口から「ごめんね」と言えなくても、一緒に謝る体験ができます。どのように相手に気持ちを伝えたらいいのかわからない子供に、お手本を見せることは大きな意味があります。

子供は想像している以上に保護者の姿を見ています。悪いことをしたら素直に謝るということを見せて教えてあげましょう。

2:謝ることができたら褒めてあげる

謝る=悪いことだとネガティブなイメージを持つ子もいます。「ごめんなさい」を言えたら、謝れることはすごいことだと褒めてあげましょう。「謝れば仲直りできるね」と謝ることのメリットを教えるのです。

謝ればスッキリする、状況がよくなるという経験を積んで、謝るということに対してのイメージがポジティブなものになります。謝るという行為には勇気がいるものです。「素直に気持ちを伝えてくれてありがとう」と勇気を出したことを褒めて認めてあげることも大切です。

3:謝るまでゆっくり見守る

しっかり言い分を聞いてあげてもなかなか謝れないこともあるでしょう。そんなときも急かさずにじっくり待ってあげましょう。納得して謝るために自分の気持ちを整理している状態なのかもしれません。

この時保護者が相手の子に謝っておくと安心です。気長に見守り、謝るチャンスをあげましょう。時間を置くことで言葉がまとまり、相手の子に気持を伝えて謝ることができます。

謝らない子供の心理を理解した上で対処しよう

今回は、謝らない子供の心理や対処法をご紹介しました。子供が謝らない時はしっかり言い分を聞いて理解してあげることが重要です。怒らず、急かさず何が悪かったのかを説明し、子供自らが自然に謝るように促しましょう。

「ごめんなさい」という言葉を発することよりも、子どもが納得した状態で謝れるように育ててあげることが重要です。

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