子どもを甘えさせる事の3つのメリット|甘やかしてしまう事のデメリットも合わせて紹介 子どもを甘えさせる事の3つのメリット|甘やかしてしまう事のデメリットも合わせて紹介 - chokomana
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子どもを甘えさせる事の3つのメリット|甘やかしてしまう事のデメリットも合わせて紹介

 

子どもを甘えさせる事の3つのメリット|甘やかしてしまう事のデメリットも合わせて紹介

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「甘やかし」とはどういう意味?

「甘やかす」とは、保護者の都合で子どもが健全に成長する機会を妨げる行為の事です。

 

例えば、外出までの時間が迫っているとき、時間を守るために子どもが自分でできる着替えを保護者が先回りしてやってしまうのは「過干渉」になります。

 

また、買い物中に駄々をこねて動かない子どもに、おもちゃやお菓子などの欲しがった物を買い与えてしまうなど、物質的な要求を必要以上に満たすのは「過保護」に該当する甘やかしです。

 

「甘えさせる」との違いについて

「甘やかす」と「甘えさせる」は、似ているようで明確な違いがあります。「甘やかす」は保護者の気持ちや都合が主体ですが、「甘えさせる」場合は、保護者ではなく子どもの気持ちが主体になります。

 

具体的には、子どもが自分でできない事で保護者に助けを求めたときや、保護者に触れていたいなどの愛情を求めたときに、その気持ちを理解して認める事を「甘えさせる」といいます。なお、甘えさせてくれる相手は保護者に限らず、祖父母の場合もあるでしょう。

子どもを甘やかしてしまう事のデメリット

育児をしていると、ときには甘やかしてしまう事もあるでしょう。なかには甘えさせとの区別が曖昧で、無意識に甘やかしているという方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、日常的な甘やかしには、我儘のエスカレートや保護者への依存など、デメリットがあるのをご存知でしょうか。

 

ここからは甘やかしが及ぼすデメリットの内容を紹介します。

 

子どもの我儘がエスカレートしてしまう

子どもの我儘を日常的に受け入れると、子どもは保護者が我儘を受け入れてくれる事を覚え、要求がエスカレートしてしまう可能性があります。そうならないためには、ルールを決めておくのがおすすめです。

 

例えば、お菓子などは買う曜日や個数などを決めて子どもに伝えましょう。もし子どもが駄々をこねてルールを守ろうとしないときでも、保護者が守る姿勢は崩さないように徹底し、ルールを守る習慣を身につけられるようにしましょう。

いつまでも大人に頼ってしまう

保護者が子どもの失敗などを先回りして解決をすると、子どもは自分で考え、解決する機会を失ってしまい、その結果、自分で解決する力が身につかず、いつまでも保護者や大人に依存してしまいます。

 

保護者が子どもの頃に甘やかしすぎた結果、大人になって自分の就職したい会社が分からない、職場で起こったトラブルをどうやって解決したらいいのか分からない、などの悩みを持つ人は少なからずいます。ときに見守る事が必要だというのを忘れないようにしましょう。

 

甘えさせる事の3つのメリット

子どもの意思を無視する「甘やかし」は子どもに悪影響を及ぼしますが、子どもの気持ちを受け止めて要求に応え、「甘えさせる」事は子どもの成長に様々なメリットをもたらします。

 

ここからは、甘えさせる事で得られるメリットを具体的に3つ紹介します。

1:子どもに愛情を伝える事ができる

例えば、子どもが抱っこを要求して保護者がその気持ちを受け止めた場合、子どもは認めてもらった事で愛情を実感します。

 

もしも要求に応えられないときは理由を説明し、受け入れてくれたら感謝を伝える事で子どもの気持ちに寄り添いましょう。

 

なかには子どもが中学生や高校生になり、何歳まで甘えさせてよいのか悩む方もいらっしゃるでしょう。しかし甘やかしに年齢制限はないので、甘やかしたらダメ、と考えずに愛情を伝えてあげましょう。

 

 

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