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不登校の子供が高校進学を考えたとき注意すべきこと5つ|おすすめの進学先も

 

不登校の子供が高校進学を考えたとき注意すべきこと5つ|おすすめの進学先も

 

高校の種類3つ

近年、家庭教師やネット講習などのサービスは充実してきています。そのため、中学生の子供が不登校になったとしても、勉強面だけであれば無理に学校に通わなくても、自宅学習で十分な学力を身につけられる環境は整ってきています。

 

しかし、不登校であったことで、高校進学に対していろいろな不安や疑問などを抱えてしまう保護者もいます。それらの不安や疑問などを解決するためにも、不登校の子供が高校進学を考えたとき注意すべきことを保護者は事前に把握しておく必要があります。

 

高校にはいくつか種類があり、それぞれ学習時間や受験時の条件、大学進学時の条件などに違いがあります。まずは基本知識として、その高校の種類について把握しておきましょう。

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1:全日制

全日制は一般的によくイメージされる学校のスタイルで、週5日〜6日通って、1日6時間ほどの授業を3年間受けます。入試試験は公立と私立で異なり、公立は5科目で私立は3科目となっています。ただし、中には私立でも3科目以上の入試試験を行う場合もあります。

 

多くの中学生が目指す種類の高校であり、大学進学を考えた際に影響を受けるようなことはありません。

2:定時制

定時制の高校も、全日制と同様に週5日〜6日通うことになりますが、定時制には昼間部、昼夜部、夜間部があります。そのため、自身に合った時間帯で勉強をすることができます。

 

ただし、定時制の場合は1日の授業数が4時間ほどと少ないことがあり、3年ではなく4年で卒業ということもあります。

 

入試は3教科と面接が一般的ですが、学校によって違いはあります。また、定時制だからと大学の進学に影響を与えることもありません。しかし、定時制には中退者が多いという特徴があるので、進学率はそれほど高くなく、卒業後は就職を目指すという人も多くいます。

 

3:通信制

通信制は決められた日数を登校し、レポートとテストによって卒業に必要な単位の取得を目指すというものです。

 

入試は書類選考と面接だけで行われる場合が多いですが、学校によっては筆記試験や論文などが行われる場合もあります。また、内申点が選考基準に含まれない場合もあります。

 

全日制とはスタイルが大きく異なりますが、卒業をして得られる資格は全日制と変わらないので、大学受験に影響を与えることもありません。

不登校の子供が高校進学を考えたとき注意すべきこと5つ

子供が不登校であったとしても、自宅で学力を身につけることはできるので、高校進学はできます。ただし、高校受験では学力だけで合否が判断されるわけではありません。

 

そのため、子供が不登校であった場合には、いくつか知っておくべきことがあります。もし、それらを把握できていなければ正しい受験対策ができなくなってしまう可能性もあるので注意が必要です。

 

1:内申点

高校受験では、受験する高校に対して中学校はその生徒の内申書を提出することになります。その内申書も受験の合否判断の材料にされます。

 

内申書には生徒の学校での評価が記載され、その内容には内申点も含まれています。内申点の細かな内容は学校によって異なりますが、基本的には定期試験によって評価が決まります。

 

そのため、もし不登校で定期試験を受けられていない場合には、内申点が低くなってしまいます。内申点の比率が大きい高校を受験したい場合は、受験が不利になってしまう可能性があるでしょう。

対処法

定期試験を受けないと、内申点が下がって受験が不利になってしまいます。そのため、子供が不登校となった場合には、定期試験について学校に相談しておきましょう。場合によっては教室以外の別室で対応してもらえることもあります。

 

もし、受けていない、どうしても定期試験が受けられないなどの場合は、受験時に内申点が重視されない学校を選ぶという方法もあります。

 

 

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