中学受験を成功させるために公文式を上手に利用する方法3つ｜入会時期と退会時期

公文式の特徴3つ

公文式は学習塾の中でも特徴的なポイントがいくつかあります。よく耳にする公文式ですが、実は通常の進学塾とは違った特徴が多いです。

この公文式特有の特徴を押さえることで、子供の苦手を克服したり、学校の授業や進学に役立ったりもします。

その特徴ゆえ、知らないで入会してしまうと子供のニーズと合わない可能性も出てきてしまうので、入会を検討している場合は公文式の特徴を調べておくことがおすすめです。

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公文式の特徴1：先取り学習

公文式の基本は先取り学習です。学校の授業に先行して学習するので、授業で躓くことがなくなります。入会の時期やその際の習熟度によっては復習から始まることもありますが、どんどん単元を進めていくことができるため、やがて学校の授業の進度を追い越します。

進めていくと何学年先もの単元に取り組めるため、授業に余裕が生まれるほか、本人の自信にも結び付きます。特に中学受験の場合は計算問題が基礎となる場合が多いため、公文式で先々の単元の計算問題に取り組んだことで、スムーズに問題を解き進めることができます。

公文式の特徴2：プリント学習

プリント学習を反復して行うことで、苦手な単元を重点的にテンポ良く取り組むことができます。

公文式はプリント学習に主軸を置いており、できるまで何度でも反復して学習するようになっています。プリント学習することで勉強の目標も立てられ、子供にとっても保護者にとっても勉強の進度を把握しやすく、スケジュールも管理しやすいです。

中学受験を考えている場合は他の塾の宿題と両立しやすいという特徴もあります。

公文式の特徴3：中学受験塾ではない

公文式は中学受験に特化しているわけではありません。あくまで基礎力を養うことに重点を置いた塾であるため、中学受験に対して手厚いフォローがあるわけではありません。

中学受験を考えている場合は、他の中学受験に特化した塾を探して公文式と両立したり、タイミングを見て切り替える必要があります。公文式には公文式のメリットがあるため、子供の適性と進度を見て検討しましょう。

公文式を利用するメリット3つ

公文式には公文式ならではのメリットがたくさんあります。公文式は他の進学塾とは一風違ったスタイルを確立しているため、公文式独自の強みが多いです。そのメリットを3つご紹介します。

公文式を利用するメリット1：勉強の習慣がつく

毎日学習するようにスケジュールを組んで宿題を出してくれるため、勉強の習慣がつきます。公文式はプリント式の宿題を毎日できるように調整して出してくれるため、毎日机に向かう習慣がつきます。

プリント自体も管理しやすく、毎日計画的に取り組めば負担にならない量であるため、公文式の宿題や学校の宿題をいっぺんに片づけられます。毎日少しずつ勉強する習慣がつくため、机に向かうことが苦になりにくいです。

公文式を利用するメリット2：基礎学力が身に付く

公文式のプリントは基礎学力が身に付くため、計算で苦労することがなくなります。公文式は基礎的な計算問題を反復して解く練習ができるため、計算問題を速く正確に解く力が養えます。

計算問題は中学受験だけでなく、高校受験等のその後の進路にも役立ちます。基礎力を養っておけば中学受験において文章題等の応用問題に時間を割けるため、学習の効率が上がります。

公文式を利用するメリット3：処理能力が身に付く

こつこつと基礎的な問題を解いていくため、処理能力が身に付きます。プリント式の学習は基本的な問題をひたすらこつこつと解いていくものなので、地道に問題を処理していくことに慣れることができます。

毎日の家庭学習も同じ形式であるため、効率良く課題に取り組む思考力を養うことができます。処理能力は勉強だけでなく生活においても役立ちます。

公文式に入会する前に知っておくべき事