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ワーキングメモリを鍛える習い事は?ピアノが最適な3つの理由を解説

 

ワーキングメモリを鍛える習い事は?ピアノが最適な3つの理由を解説

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ワーキングメモリって鍛えることができるの?

ワーキングメモリは、作業や動作に必要な情報を一時的に記憶し、処理する能力です。書く、読む、計算するなど、日常的な動作にも必要なものです。

 

頼まれたことをすぐに忘れてしまう、一度に複数のことをするのが苦手など、ワーキングメモリが低いことで不都合が生じることがあります。

 

ワーキングメモリを鍛えることは、日常で感じる困りごとの解消に役立つといわれています。では、鍛えるためにはどのようなことをすればいいのか紹介していきます。

 

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ワーキングメモリについての詳細3つ

ワーキングメモリは作業記憶、作動記憶とも呼ばれます。短時間情報を保持し、同時に処理する能力です。

 

文字の読み書き、計算や文章問題など、学習面においてもワーキングメモリは大きな役割を担います。IQが高くとも、ワーキングメモリが低ければ、学習面での困りごとが多くなるでしょう。

 

ワーキングメモリの低さは、発達障害との共通点も見られますが、関連があるという決定的なものはありません。

ワーキングメモリについての詳細1:ワーキングメモリの役割

ワーキングメモリは、前述したように、作業や動作に必要な情報を一時的に記憶しておく能力です。入ってきた情報を脳に止め、その中の必要な情報を取捨選択し、その情報に基づいて行動する、不要な情報は忘れる、というのがワーキングメモリの役割です。

 

私たちの脳は、これだけのことを同時に行なっており、この能力は運動や読み書きにも影響を与えるといわれています。

 

短時間に頭の中で情報を保持

ワーキングメモリは、脳の中に記されるメモのような働きです。私たちは、何か一時的に記憶するためにメモを書くことがあります。走り書きしたメモからさまざまな情報を読み取り、適切な行動をします。

 

ワーキングメモリもこれと同じ働きをします。脳の中で入ってきた情報をメモし、そのメモから必要な情報を読み取り、最適な行動をとります。

保持した情報を同時に処理する

脳にメモした内容を精査し、情報を整理し、必要な情報だけを取り出してほかは忘れる、といった高度な作業を、脳は無意識下で同時に行います。そうすることで、情報から読み取った最適な行動を起こせるようになるのです。

 

それは、会話をする、という日常の動作でも行われています。相手の話を聞き情報を入力、その中で重点的な部分を残し、その解答を口にする、といった情報処理が脳の中では行われています。

 

ワーキングメモリについての詳細2:ワーキングメモリの容量の概念

ワーキングメモリの容量には制限があり、さらに個人差があります。ワーキングメモリは、音韻、視空間、そして実行の三つの要素で構成されていており、容量が決まっています。

 

また、ワーキングメモリは鍛えることで容量が増えるといわれています。ワーキングメモリを鍛えると、そのほかの行動にもよい効果が表れる可能性があります。

ワーキングメモリについての詳細3:ワーキングメモリに影響する能力とは

ワーキングメモリはさまざまな能力に関連しています。例えば、認知機能に影響があるので、すぐに忘れてしまう、本もどこまで読んだか忘れてしまう、板書もうまくいかない、会話がうまくできないなどの問題が生じるといわれています。

 

また、情報処理の分野でも影響は大きいでしょう。会話をしていて、なにが要点なのかわからずに回答がちぐはぐなものになる、運動面でも次にどうしたらいいのかわからず運動が苦手になるなどの弊害が生まれる可能性があります。

 

ワーキングメモリを鍛えるのにピアノの習い事が最適な理由3つ

 

 

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