体育祭の時期はいつ?春から秋に変わった理由とメリットを解説!

体育祭が春に開催されることが多くなった理由についてお伝えしています。体育祭を春に開催する場合と秋に開催する場合のメリット・デメリットを説明します。体育祭へ応援に行く際に注意しておきたい点もまとめています。ぜひ参考にしてみてください。

体育祭の時期はいつ?春から秋に変わった理由とメリットを解説!

体育祭が開催される時期はいつごろ?

体育祭は、春もしくは秋に開催されることが多いです。

体育祭は年に一度とイメージされる方が多いと思いますが、かつては年に二度、春と秋に開催されている時期もありました。体育祭が二度開催されていた時期は、秋に開催される体育祭のほうが盛大に行なわれる傾向がありました。

しかし第2土曜日と第4土曜日が学校休業日になったことなどにより、授業日数の確保が難しくなったため、体育祭を一度にする学校が増えたようです。

出典:社会の変化と教育の対応|文部科学省
参照:https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1318312.htm

体育祭の時期が秋の理由

体育祭が秋に多く開催されていた理由は、農業従事者でも参加できるように農作物の収穫が終わる秋に合わせて開催されていました。昔体育祭は家族総出で参加する一大イベントだったため、皆が参加できるように秋になったようです。

また、1964年の秋に東京オリンピックが開催されました。後にオリンピックの開会式が行なわれた10月の第2月曜日が国民の休日「スポーツの日」となりました。そのことから「スポーツの秋」という考えが生まれています。

その影響から、「スポーツの日」前後に体育祭を開催することが増えたようです。

出典:国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)|内閣府
参照:https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html

体育祭を秋に開催する利点

秋に体育祭を開催する利点としては、クラスの団結力強化や連帯感を高める効果があることが挙げられます。

春のクラス編成後にクラスメイト同士が一定期間過ごしたことで生まれた団結力などを、体育祭を通してより強固なものにすることが可能です。

体育祭を秋に開催する欠点

秋に体育祭を開催した際の欠点としては、天候が不安定なことや気温が高いことが挙げられます。

天候によって体育祭が延期になると、勉強や行事の調整が必要になってしまいます。また延期が続くと、中止せざるを得ない状況になる可能性があります。

台風の影響がある

秋の時期は台風や豪雨が多く天候がとても不安定なため、外での行事は影響を受けやすいです。

夏から秋にかけて台風の発生数がもっとも増加します。秋は天候が崩れやすく台風が多い時期のため体育祭の延期が続く恐れがあります。

暑さがきびしい

秋に体育祭を開催する場合、地域によっては残暑がきびしいところもあるため、熱中症対策が必要となります。

体育祭の練習をきびしい暑さの中で行なうことになるため、熱中症への配慮が必要でしょう。熱中症は、気温が高い・湿度が高い・風が弱いなどによって引き起こされることが多いため対策が必要です。

体育祭の練習中や実施中に、熱中症の症状により病院へ運ばれるケースが年々増加しています。そのため秋に体育祭を開催する場合のデメリットといえます。

出典:熱中症はどのようにして起こるのか?|環境省
参照:https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness.php

体育祭の時期が春に多くなった理由

体育祭が春に多く開催されることが増えた理由は、学校での勉強時間や行事などが関係しているようです。秋は学校行事が集中しているため勉強時間の確保が難しく、先生も生徒も行事の準備や練習で大変忙しい時期です。

受験を控えている中学3年生にとっては大切な時期でもあります。体育祭よりも受験勉強を優先してほしいと思う保護者もいるようです。

もともと秋は行事が多い時期で、学習時間等の調整が困難です。そのため体育祭を春に行なうところが増えたようです。

体育祭を春に開催する利点

体育祭を春に開催する利点としては、穏やかな天候が多い点などが挙げられます。天候によって体育祭を延期や中止にすることが大変少なくなります。

また体育祭を春に行なうことにより、秋に学校行事が集中してしまうことも避けられます。そのため、1年を通してバランスよく行事を行なうことが可能になります。

涼しい時期に練習ができる

春に体育祭を開催することになると、準備や練習は新学期が始まってすぐ行なうため、涼しい時期に練習できます。

涼しくて暑さに悩まされない時期ですが、春でも気温が上がる日も多々あります。そのため熱中症などへの注意が必要です。すぐに対応できるように熱中症対策を考えておく必要性があります。

出典:熱中症はどのようにして起こるのか?|環境省
参照:https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness.php

団結力が高まる

春に体育祭を開催することで新しいクラスの団結力が生まれ、結束感を高めることができます。体育祭で協力し団結することで、生徒同士また担任の先生と交流を深めるキッカケになります。

体育祭の練習などを通して会話をするキッカケがつくれます。クラスに団結力が生まれ高めることで、生徒同士が仲良くなれるメリットがあります。

体育祭を春に開催する欠点

体育祭を春に開催することの欠点は、クラス編成後間もないためクラスメイトとの絆が深まっていないことなどが挙げられます。お互い知らない人同士の場合、打ち解けるまで時間がかかる可能性があります。生徒だけでなく担任の先生も含まれます。

体育祭がキッカケで絆が生まれる可能性も高いため、メリットでありデメリットでもあるといえます。

お互いのことをまだよく知らない

体育祭がクラス編成後の間もない時期に行なわれると、各種目の選手の選定や役割分担を決めることが難しいです。

生徒の得意・不得意、持ち合わせている個性を考慮して役割や出場種目を決めることが望ましいです。しかし春に開催する場合は、お互いを知るまでの期間が短いため選定が困難です。

梅雨の影響がある

6月に近づくほど梅雨の影響を受けやすくなります。梅雨に入ってしまうと雨の日が続き、日程の調整が必要になってしまいます。場合によっては中止になってしまう可能性があります。

また5月は天気がいい日も多いですが、紫外線も強くなる時期です。十分な日焼け対策が必要でしょう。

体育祭が開催される時期3パターン

体育祭は、高校・中学校・小学校によって開催時期や保護者の参加状況が変わってきます。

それぞれの開催時期や曜日、時間帯についてお伝えします。あくまで目安として参考にしてください。

1:高校

高校の体育祭は春(5〜6月)もしくは秋(9〜10月)に行なわれることが多く、平日に実施されることが多いようです。

高校によって体育祭の実施時期はバラバラです。開催される時間帯は、午前9時頃から午後3時頃が多いです。

高校になると生徒が体育祭を作る主体側に回るため、授業の一環として考えられ、平日に開催されることが多いようです。保護者の観戦は少ないです。観戦不可な高校が多いようです。

2:中学校

中学校の体育祭は秋(9〜10月)に行なわれることが多く、土曜日に実施されることが多いようです。

開催される時間帯は、午前9時頃から午後3時頃が多いです。

中学生の頃から、保護者の観戦が少なくなる傾向があります。学校によっては観戦が不可なこともあるようです。

3:小学校

小学校の体育祭は春(5〜6月)に行なわれることが多く、土曜に実施されることが多いようです。

開催される時間帯は、午前9時頃から午後3時頃が多いです。

小学校の体育祭は先生方が主体となり、生徒は参加型です。生徒の運動能力向上などを目的としています。また保護者にとって子供の成長を確認できる楽しみな行事のひとつとなっているため、参加しやすい土曜日に実施されることが多いようです。

都道府県によっても違う体育祭の時期

地域によって体育祭の実施時期は異なります。北日本は春に実施されることが多いですが、群馬や山梨、滋賀、愛媛、宮崎、鹿児島、沖縄などでは秋に実施されることが多いようです。

北日本で春に多く開催される理由としては、熱中症予防のためです。また農家が多く、秋の収穫時期を避けているのではないかと考えられています。

北海道や東北地方においては秋になると寒くなり、場所によっては雪などで天候が悪化する恐れがあるため、体育祭が中止になってしまう可能性が高くなります。そのため、体育祭を春に予定する学校が多いと言われています。

体育祭での保護者の服装の注意点

体育祭に参加する際は、場所の確保やお弁当の準備で朝から大忙しでしょう。しかし、外で長時間過ごすための準備も必要です。体育祭に参加する保護者は服装の工夫や日焼け防止対策が必要でしょう。

事前に準備をして、体育祭当日に慌てないよう気をつけましょう。

保護者参加の競技がある

小学校では保護者が参加する競技が準備されていることが多いです。競技に参加しやすいように動きやすい服装がオススメです。

中学校、高校になると保護者の参加が少なくなったり参加自体が不可とされています。そのため保護者が参加する競技は準備されていないことが多いです。

小学校で行なわれる体育祭は、保護者の参加を前提としています。そのため保護者も一緒に楽しめるようにとの思いで、学校側の配慮によって保護者参加競技が準備されています。

競技に参加しない場合でも、応援などで立ったり座ったりすることが多いです。そのため競技の参加・不参加に関わらず動きやすい服装が好ましいでしょう。

日焼け対策をする

春と秋、どちらの季節に体育祭が開催されるとしても、参加する際に忘れてはならないのは日焼け対策です。

体育祭の始めから終わりまで参加する場合は、約5〜6時間外で過ごすことになります。年々紫外線が強くなってきているため、日焼け対策として、つばの広い帽子やUVカット効果がある長袖パーカー、日焼け止めクリーム等の準備が必要でしょう。

紫外線予防のため、UVカットが施されたサングラスなどの準備をオススメします。また日傘の使用は他の人の迷惑になる可能性があるため、使用は控えたほうが良いでしょう。

学校や地域によって違う開催時期を知って体育祭の応援に行こう!

体育祭の開催時期は学校や地域によってさまざまです。事前に体育祭の開催時期を調べておくと慌てることがありません。自分の子供が参加する競技はもちろんですが、保護者参加の競技があるか等調べておくことをオススメします。

最近では、騎馬戦や組体操を取り入れない学校が増えました。体育祭で行なわれる種目が変化しているようです。新しく変化した体育祭を子供の応援をしながら保護者も楽しめることでしょう。

体育祭に参加する際は、事前の準備をしっかりして万全の体制で応援しましょう。

初回公開日:2021年10月05日

更新日:2021年10月05日

記載されている内容は2021年10月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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