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子供の性格は何で決まる?らしさを決める10の気質やタイプ別に合った接し方

 

子供の性格は何で決まる?らしさを決める10の気質やタイプ別に合った接し方

 

子供の性格は何で決まる?

どんな子供も、様々な「気質」を持ち合わせて生まれ、その気質は、親子、兄弟であっても異なるタイプを持っています。

 

気質とは、先天的な性格の特徴で、その子の持つ性格の基盤にもなっています。特に、子供が小さけば小さいほど、その子の行動に対して気質が与える影響は大きいです。

 

例えば、感情の起伏が激しかったり落ち着きがなかったり、こだわりが強かったりという性格はどれも生まれ持った気質からなる性格です。

 

気質は、その子の生まれつきの性格であるため、変えることはできません。しかし、どんな行動も「気質による行動」ということを理解した上で接し方や対応の仕方を工夫すると、保護者の気持ちも楽になることでしょう。

 

子供の性格を決める10の気質

子供が生まれ持つ気質には、いくつかの種類があります。

 

それぞれの気質が組み合わさることで、その子の性格の基盤ができます。まずは、子供の性格を決める気質にはどのようなものがあるのかご紹介します。加えて、気質による行動についても触れていますので、参考にしてください。

1:感情の激しさ

感情の激しさを指す気質とは、笑ったり泣いたりといった感情表現の強さのことを言います。よく見られるシチュエーションを例に挙げますと、面白いことがあると豪快に笑っていたり、嫌なことがあると手をつけられないほど大泣きをしたり、といった行動があります。

 

また単に感情表現の仕方がどれくらい強いのかだけでなく、自分の感情を表に出すことが苦手な子も、気質による一面が強いと言えるでしょう。

 

2:物事への集中力

集中力に関する気質とは、興味のある一つの物事に対して、没頭できる、反対に集中力が持続せず気が逸れやすかったり、飽きっぽかったりという性格のことを言います。

 

具体的な例をあげますと、宿題の最中、周りの音や視覚的な刺激に反応して集中ができなくなってしまうことも気質による行動です。

 

また、マイナスな場面以外にも、さっきまで機嫌が悪かったのに他のことを始めたら機嫌が良くなった、という切り替えが早いというポジティブなケースもあります。

3:諦めない粘り強さ

行動の可変性とも言われる粘り強さに関する気質とは、難しいことでも諦めずにどれだけ粘れるか、ということを指します。

 

すぐに成功しなくても挫けずにやり通したり、一度言い出したら聞く耳を持たなかったりという行動も気質による影響です。反対に、難しいと思うとすぐに諦めてしまう、という行動も気質による性格と言えるでしょう。

 

4:刺激への敏感さ

刺激への敏感さとは、目や耳、皮膚などと言った五感がどれだけ敏感なのか、ということを指す気質です。内部的な体の感覚と外的刺激の反応の強さについてのことを言います。

 

一つひとつの物事を気にしすぎる子、逆に何も気にしない子という側面も気質の影響が強く見られます。具体的な行動を例にあげますと、どんなに痛い思いをしても気にせず遊べる子、あるいは少しの擦り傷でも大泣きしてしまう、という側面です。

5:行動の規則正しさ

この気質は、睡眠や食事面、排泄などが規則的に行われているか、あるいは不規則なのかなど、身体的機能からなる行動について指しています。

 

同じ時間に目が覚めたり、眠くなったり、お腹が空いたりという側面もこの気質による行動といえます。この気質に関しては、その子の日頃の行動パターンを見てある程度、読み取れるでしょう。

 

6:変化への対応の速さ

変化への対応の速さとは、環境が変わったときに上手く適応できるか、あるいは上手く馴染めなかったり馴染むことに時間がかかってしまったりするか、ということを指します。

 

変化への対応の速さとは順応性とも言い、定期的に環境を変えることでその子にとって良い刺激になり、結果的に成長に繋がるのか、環境を変えることがその子にとってストレスになってしまうのか、と言うことも気質による違いと言えます。

7:新しいことや場所に対する反応

新しい人に出会ったり、新しい環境に行ったりしたときに、子供の反応がどうなのかを指します。

 

初めて経験することに不安を感じてしまったり、あるいは新しいことに対して自ら積極的にチャレンジしたりしていく姿にも気質による影響があります。また、人見知りや場所見知りがひどく、上手く馴染めない、という行動パターンも気質による反応であると考えられるでしょう。

 

 

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