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レッジョエミリア教育の理念と活動内容とは?|メリットやおすすめ本も紹介

 

レッジョエミリア教育の理念と活動内容とは?|メリットやおすすめ本も紹介

目次

 

レッジョエミリア教育の概要と歴史

レッジョエミリア教育とは、戦後の北イタリアの小都市「レッジョ・エミリア」で誕生した幼児教育法です。地元出身教師マラグッツィが提唱した「100の言葉」を教育理念とし、「子どもの無限の可能性」を伸ばす独自のメソッドを実践しています。

 

日本では認知度の低いレッジョエミリア教育ですが、実践する教育機関は増えていると言われています。

 

レッジョエミリア教育「100の言葉」とは?

マラグッツィの詩「100の言葉」は、レッジョエミリア教育の教育理念として知られています。マラグッツィは「100の言葉」の中で、従来の幼児教育は子どもに対して冷たく、子どもの権利を無視していると言っています。

 

そして、「子どもが持つ無限の可能性」「子どもの個性」を埋もれさせないというメッセージを込めています。この「100の言葉」は、レッジョエミリア教育の教育理念の根幹と言えるでしょう。

レッジョエミリア教育が注目される理由

今後、同じ作業を続けるなどの単純作業はAIが担うと考えられています。そのため、人間のスキルとして求められているのが創造性です。

 

アメリカのGoogleやDisney併設の保育園では、レッジョエミリア教育が採用されており、子どもの個性や創造性を伸ばす教育法として注目されています。

 

レッジョエミリア教育とモンテッソーリ教育の違い

日本では「モンテッソーリ教育」が広く知られてるのではないでしょうか。モンテッソーリ教育の「子どもの自主性や個性を伸ばす」という考え方は、レッジョエミリア教育にも通じます。

 

両者の大きな違いは、子どもに対するアプローチにあります。モンテッソーリ教育が独自の教材を用いるのに対し、レッジョエミリア教育では身近な自然環境などを教材として取り入れています。

レッジョエミリア教育の理念3つ

レッジョエミリア教育では「社会性」「時間」「子どもの権利」を教育理念として掲げています。子どもの個性や感性を尊重し、伸ばしていくための理念と言い換えることもできるでしょう。

 

ここでは、これらの理念について詳しく紹介していきます。

 

1:子どもの社会性についての理念

レッジョレミリア教育では、子ども達が4~5名のグループになり「プロジェクト」と呼ばれる活動を行います。「プロジェクト」では、子ども達が対等の立場で話し合い、作業を進めます。

 

テーマの決定や参加人数、「何をするか」「どのようにするか」などを、お互いに意見を出し合いながら決めていきます。この話し合いをすることによって、子どもたちは社会性を育んでいきます。

2:子どもの時間についての理念

 

 

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