集団行動が苦手な小学生の子をどうしたらよい?育てるコツ8つと注意点5つ

初回公開日:2021年04月03日

更新日:2021年03月31日

記載されている内容は2021年04月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

子供が集団行動に苦手意識を持っていると、子供の将来に不安を感じてしまう保護者もいます。しかし、子供の集団行動に対する苦手意識を無理に克服させようとしてはいけません。保護者は正しい知識を持って、正しい方法で対処しましょう。

集団行動が苦手な小学生の子をどうしたらよい?育てるコツ8つと注意点5つ

集団行動はなぜ必要なのか

幼稚園や保育園、学校などでは集団行動することになりますが、子供の中には集団行動が苦手な子もいます。しかし、集団行動が苦手な子供であっても、基本的にはその集団行動を守るように教育がされます。

これは、集団行動を行うことで学べることがあること、またその必要性の高さから集団行動するよう教育がされます。そのため、まずは子供が集団行動によって、どのようなことを学べるのかを把握しておきましょう。

人とのつながりができる

集団行動するということは、それだけ多くの人と接するということです。また、さまざまな人と接することで、他人が持ついろいろな価値観を知ることができます。

いろいろな価値観を知ることによって、他人の考えていることがわかるようになったり、他人の意見を受け入れやすくなったりします。

そのため、集団行動を行っているうちに、コミュニケーション能力を身につけることができ、そのコミュニケーション能力によって人との繋がり方や、繋がりの広げ方などを学ぶことができます。

助け合いができる

集団行動をすることでコミュニケーション能力を身につけることができ、他人の考えていることがわかるようになったりします。そのため、他人が困っていることを察知したり、その手助けをすることができるようになります。

また、他人を手助けして信頼を得ることで逆に手助けしてもらえることもあるでしょう。集団行動を通して人間関係を築いていくことで、このような助け合いを経験していくことができます。

集団行動が苦手な小学生に見られる特徴6つ

集団行動では他人との繋がりを作ったり、他人と助け合って人間関係を築いていくことなどを学べます。そのため、集団行動を経験しておく必要性は高いです。

しかし、集団行動が苦手で、どうしても集団行動ができないという子供もいます。そのような子供にはいくつかの特徴が見られます。

1:落ち着きがない

集団行動では周囲に多くの他人がいます。そのため、やるべきことに集中できなくなったり、落ち着きをなくしてしまい、その場から離れて単独行動をしようとすることがあります。

また、原因は人だけでなく、周囲の物に興味を示したり、音が気になったりなどすることで、他のことに気を取られるようになってしまい、落ち着きをなくしてしまうことも少なくありません。

落ち着きのない子供は集団という枠に無理に入れられてしまうことでストレスを感じてしまい、集団行動を嫌いになってしまうことがあります。

2:人見知り

人見知りであれば、人と接することに苦手意識を感じていることがあります。そのため、集団行動ではあまり仲良くない人とも行動を一緒にしなければならないことがあるため、人見知りであるとその人たちとのコミュニケーションを避けようとしてしまいます。

しかし、集団行動していると避けられないコミュニケーションもあるので、集団行動を続けるうちに集団行動に対して苦手意識を持ってしまうこともあります。

3:集中力がない

落ち着きのない子供は、いろいろなものに興味を引かれてしまいます。そのため、やるべきことがあっても集中力が続かず、すぐに別のことをしようとしてしまいます。

集団行動をしていても、自分が興味を持ったものにすぐ飛びついてしまうので、気がつくと集団から抜け出して行動してしまっているということもあるでしょう。

このようなタイプは自分の好きなことをしていたいので、それができなくなる集団行動は嫌いと感じてしまいます。

4:自信がない

集団行動では、多くの人に向かって自分の意見を伝えなければいけない場面もあります。しかし、自分に自信がなければ集団の中で発言したり、行動を起こしたりなどすることができません。

思うように発言や行動ができない状況になることで、集団行動が苦手と感じてしまいます。また、集団の中で嫌われてしまうと、かなり居心地悪く感じてしまう状況になるでしょう。

そのような状況にならないためにも、小学生でも周囲への言動に気遣いをすることがあります。しかし、気遣いをする状況に窮屈さを感じてしまって、集団行動に苦手意識を持ってしまうこともあります。

5:恥ずかしがり屋

恥ずかしがり屋な性格をしていると、内向的となってしまいます。そのため、集団の中で積極的に発言したり、行動を起こしたりなどができなくなってしまうでしょう。

このような場合も人見知りや自信がないときと同様で、集団行動では避けられないコミュニケーションがあったり、思うように発言や行動ができないことから、集団行動に対して苦手意識を持ってしまうようになります。

6:保護者とのコミュニケーションも苦手

集団行動が苦手という小学生は、人とのコミュニケーションが苦手ということも多いです。コミュニケーションが苦手なことで、自分が嫌な思いをしたり、相手を嫌な思いにさせたりしてしまうでしょう。

集団行動では多くの人と一緒に行動するので、そのようなことが多く起こり、どんどん苦手意識が強くなっていきます。仲の良い相手であれば、正しくコミュニケーションが取れることもあるでしょう。

しかし、本当にコミュニケーションが苦手という場合は、相手が保護者であってもうまくコミュニケーションが取れず、保護者の感情を理解できなかったり、一方的に自分の言動を優先したりしてしまいます。

集団行動が苦手な子を育てる8つのコツ

集団行動は社会に出てからも、多くの場面で行うことになります。そのため、集団行動が苦手なのであれば子供のうちに克服しておくことが望ましいでしょう。しかし、子供が自ら苦手な集団行動を克服する力を持っていることは少ないです。

そのため、子供が集団行動への苦手意識を克服するためには、保護者がサポートしてあげる必要があります。

1:他の子供と遊ぶ機会をもつ

集団行動が苦手な子供は、大勢の中で行動するということに慣れていない場合があります。そのため、集団の中で自分がどのような役割で、どのような行動をすれば良いのか判断できなくなってしまっていることもあります。

そのような状況を克服するためにも、小さいうちから公園や子育てセンター、イベントなどの大勢の人や子供たちが集まる場所に行き、その集団の中で行動するということに慣れさせておきましょう。

2:少人数で遊べる場所を見つける

集団行動に慣れるためにも他の子供たちが集まる場へ行き、大勢と遊んでおくことは重要です。しかし、いきなり大勢の子供たちに囲まれても、子供はうまくコミュニケーションが取れなかったり、人見知りで不安を感じてしまったりすることもあります。

そのため、まずは子供がコミュニケーションを取りやすかったり、不安を感じない少人数の集まりから慣れさせるようにしましょう。

人と接することに慣れたり、人と接することが楽しいと思うようになってきてから、徐々に大きな集団の中で遊ばせるようにしましょう。

3:良いところを褒める

子供が集団行動に苦手意識を持つ理由の1つに、子供が自分に自信を持てないということがあります。自分に自信を持てないことで、集団の中で積極的な発言や行動ができなくなってしまいます。

そのため、集団行動が苦手な子供に対して保護者は、しっかりしないといけない、苦手でもやらなければいけないと怒るようなことは避けなければいけません。もし、子供を怒ってしまうと、さらに自信をなくしてしまいます。

そのようなことを避けるためにも、子供の集団行動が苦手な理由を聞いて、叱ることなく優しく声がけをして、良い部分は褒めるようにしましょう。子供に自信を持つように促すことで、集団でも積極的な発言や行動ができるようになります。

4:習い事をさせて自信を持たせる

子供が自信を持てないことで集団行動に対して苦手意識を持ってしまっている場合は、子供に自信をもたせてあげることが重要です。そのため、子供に習い事をさせて得意分野を作ってあげても良いでしょう。

得意なことがあることで、その得意なことを集団の中で披露したり、人のために役立てたりなどすることで、集団の中でも自信を持つことができるようになります。

5:時にはそっとしておく

子供に集団行動への苦手意識を克服してもらいたいからと、保護者は子供にあれこれと言いたくなってしまうこともあるでしょう。しかし、あまり多くのことを言いすぎると子供が混乱して、何が正しいのか判断できなくなってしまいます。

そのため、子供が混乱してしまっているときや、自分で物事を考えようとしているときなどには、子供が落ち着いて自分なりの答えを出すまで見守ってあげることも重要になる場合もあります。

6:子供の好きなことを見つける

子供に自信をつけさせるために、習い事をさせて得意なことを作ってあげることは重要です。しかし、その習い事は子供が好きなものでなければ続きません。そのため、保護者は子供が好きなことを見つけてあげる必要があります。

7:親子で遊ぶ機会をもつ

子供が人見知りであったり、恥ずかしがり屋などであった場合は、いきなり他の子供と接することに抵抗を感じてしまうことがあります。

そのため、まずは親子で遊ぶ機会を持つようにしましょう。人と遊ぶことに慣れておくことで、子供は他の子供と遊ぶ際にコミュニケーションが取りやすくなります。

また、保護者は子供に自信をもたせるために、子供が好きなことや得意なことなどを把握しておく必要があります。それらを把握するためにも、一緒に遊ぶようにしましょう。

8:好きな遊びをさせる

子供に自信をつけさせるために、習い事をさせるという方法もあります。しかし、必ずしも習い事に通わせる必要はありません。

重要なのは子供が自分に自信を持つことです。そのため、子供に自分の好きな遊びはとことんさせて、得意分野を伸ばしてあげるようにしましょう。自信の持てるものがあれば、集団の中でも自信を持つことができます。

集団行動が苦手な子を育てるための注意ポイント5つ

集団行動が苦手な子供を育てる場合にはいくつかのコツがあります。しかし、いくつか注意すべきポイントもあります。もし、その注意点を把握できていなければ、子供にとって逆効果になってしまう可能性があるでしょう。

そのため、集団行動が苦手な子供を育てるための注意ポイントも、事前に把握しておくようにしましょう。

1:叱り過ぎない

子供が集団行動できないからと言って、子供を叱るようなことをしてはいけません。子供を叱ってしまうと、子供が自信をなくしてしまったり、保護者への信用を失ってしまったりする可能性があります。

そのようなことを避けるためにも、子供が集団行動を苦手と思う理由をしっかりと聞き、優しく声がけをして、一緒に克服法を見つけていくようにしましょう。

2:他の子と比べない

子供によって成長の速度は違います。また、子供によって得意なことや性格なども違います。そのため、すぐに集団行動ができる子供もいれば、集団行動に慣れるまでに時間がかかってしまう子供もいるので、他の子供と比べることに意味はありません。

むしろ、集団行動が苦手な子供に対して保護者が不安を感じてしまうと、その不安は子供にも伝わってしまう可能性があります。

そのようなことにならないように、保護者は子供の成長を信じましょう。また、集団行動に早く慣れるように自信をつけてあげるなどのサポートをしてあげましょう。

3:否定的なことを言わない

集団行動が苦手だからと子供を叱るようなことをしてはいけません。子供を叱る際には否定的な表現が多くなってしまいます。

子供は保護者から否定されてしまうと、子供が自信を失ってしまったり、保護者への信用を失って反発するようになったりしてしまいます。

そのため、子供へ集団行動に関することで注意したいことがある場合には、否定的な表現ではなく、肯定的な表現を使って伝えるようにしましょう。

4:子供の言い分を認めてあげる

子供が集団行動できないからと、保護者が子供を叱ったり、あれこれと言いすぎたりなどしないように注意しなければなりません。

まずは子供になぜ集団行動が苦手なのか、その理由を確認して、一緒に克服方法を考えていくことが重要です。

また、できないことを指摘するばかりではなく、子供の話の中から良い部分を見つけて褒めてあげるようにしましょう。克服方法を伝える場合には、子供が達成できる目標設定を行い、子供が理解できるように具体的に説明してあげましょう。

5:無理に集団にいれようとしない

集団行動が苦手でも、子供が成長したり、集団行動に慣れれば、問題なく集団行動できるようになります。しかし、その成長や慣れを待たずに、集団行動が苦手な子供を無理に集団に入れてしまうと、子供はその集団行動に強いストレスを感じてしまうことになります。

場合によっては、そのストレスによって集団行動がずっとできない状態となってしまう可能性もあるでしょう。そのようなことにならないためにも、子供のペースに合わせてあげることも重要です。

集団行動が苦手な子の育て方を把握しよう

集団行動が苦手な子供は叱ったり、無理に集団に入れるようなことをしてはいけません。集団行動が苦手な子供には、適した育て方があります。

子供が集団行動への苦手意識を克服できるようにするためにも、保護者が正しい知識を持っておくようにしましょう。

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