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学童保育に預けられる時間とは?預ける前に知りたい基礎知識5つを紹介

 

学童保育に預けられる時間とは?預ける前に知りたい基礎知識5つを紹介

 

学童保育とはどのような施設?

学童保育とは、保護者が仕事などで不在になる「小学生」を対象に、放課後や長期休みに子どもを預かり、遊びや生活の場を提供する保育サービス施設です。学童保育には企業や法人が運営する「民間」と、自治体が運営する「公立」があります。

 

1人で過ごさなければならない小学生の居場所として、重要な役割をする学童保育ですが、年々共働き家庭が増えており、地域によっては学童保育の待機児童が出ているところもある状態です。

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民間の企業や法人が運営する学童保育

NPO法人や、企業が運営しているのが民間の学童保育です。平日の放課後に限らず、休日も子どもたちが遊んだり学習したりできる生活の場を提供しています。預かり時間も、保護者のニーズに合わせて長めのところが多いです。

 

習い事や学習塾など教育事業を展開する民間企業が運営している学童保育もあり、サービスに合わせて専門的なスキルを持つスタッフがいるため、教育に力を入れたい家庭からの人気が高まっています。

公立の自治体が運営する学童保育

自治体が運営する公立の学童保育は、親が働いているなどいくつかの条件があり、小学1年生~6年生が対象となります。基本的には18時までの預かりとなり、土曜日や長期休暇も朝から対応してくれますが、日曜・祝日はお休みのところが多いです。

 

預けられる時間帯は、厳密には自治体によって違いがあります。基本的には、子どもは放課後に指導員の見守りの中で遊びや宿題をして過ごすことになります。

 

子どもを学童保育に預けられる時間とは?

14時半ごろに授業が終わった後、子どもたちは徒歩で学童保育に向かいます。学童保育施設到着からが預かり時間となり、18時ごろまでが預けられる時間となりますが、開所時間や細かいスケジュールは施設により異なります。

 

大まかなスケジュールとしては、15時~15時半ごろまでは宿題をしたり遊んだりして過ごし、おやつも出されます。その後は自由時間となり、17時以降は帰り支度を整え保護者のお迎えを待って過ごすというのが一般的です。

平日に預けられる時間

厚労省が2017年に発表した「放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況」によると、平日の学童保育の終了時間は18時半~19時が一番多く、続いて17時~18時、18時~18時半となっています。

 

学童保育の利用時間は延長傾向にあるものの、保育所の終了時間よりも早く終わる施設が多いのが現実です。親が勤務時間を調整できない場合、子どもが親の帰宅時間までどのように過ごすのかを検討する必要が出てきます。

 

出典:平成29年(2017年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(平成29年(2017年)5月1日現在) |厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000189556_00001.html

 

休日に預けられる時間

振替休日や土曜日など学校が休みの日は、8時~18時まで預けられる学童保育が多く、過ごし方は学校がある平日とだいたい同じです。

 

ただし、午前中は「自主学習」の時間を1時間程度設定されているケースが多いです。学童での過ごし方に困らないようにあらかじめ学習の計画を立てたり、ドリルを持参させたりすると良いでしょう。なお、昼食は出されないのでお弁当持参となります。

長期休みの場合は?

学童保育は夏休みなどの長期休みにも子どもを預けることが可能です。預かり時間は、休日同様8時から18時ごろまでとなります。午前中は夏休みの宿題や自主学習、読書などの勉強をして過ごします。

 

その後プールの授業を行ったり、学童保育施設の清掃を行ったり、施設によってはちょっとしたイベントが開催される場合もあります。長時間過ごすことになるため、昼寝の時間を設けているところもあります。いずれも昼食はお弁当持参です。

 

 

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